2021-10-26

0300航空・宇宙一般

H-IIAロケット44号機による準天頂衛星初号機後継機の打上げ結果について

種子島宇宙センターから2021年10月26日11時19分37秒(日本標準時)に、準天頂衛星初号機後継機を搭載したH-IIAロケット44号機(H-IIA・F44)を打ち上げました。ロケットは計画どおり飛行し、打上げ後約28分6秒で準天頂衛星初号機後継機を正常に分離した事を確認しました。
1903自然環境保全

森林を守ることが海の生物多様性を守ることにつながる

日本全国22河川を対象とし、環境要因・社会要因・土地利用要因などのビッグデータと環境DNA分析による沿岸魚類群集データとを統合して解析することにより、森林を守ることが海の生物多様性を守ることにつながることを実証しました。
0405電気設備

グラファイトを用いた3次元的な熱流制御により超高性能ヒートスプレッダを実現

パワー半導体の高い放熱性能の実現に向けて、異なる配向のグラファイト材を重ねて接合したヒートスプレッダを開発し、グラファイト本来の異方的な熱伝導を等方的に変換することに成功しました。本ヒートスプレッダを用いてデバイスの放熱試験を行った結果、900 W/m-Kの熱伝導率を有する等方性材料と同等の性能を達成しました。
0700金属一般

コバルトを廃石から回収する技術、豪と共同研究へ

クイーンズランド州の銅鉱山の廃石からコバルトを回収する技術についての共同研究実施に合意しました。豪クイーンズランド州他での未回収コバルト資源の有効活用を促進し、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠なレアメタルの安定供給に貢献することを目指します。
1902環境測定

札幌の積雪中に存在する光吸収性粒子が融雪に与える影響を国内・国外由来に分離して推定しました

雪面が吸収する太陽光を増加させ、融雪を加速する可能性があります。積雪変質モデルと領域気象化学モデルを組み合わせて、2011-2012冬期の札幌の積雪中に存在する光吸収性粒子が融雪に与える影響を国内・国外由来に分離して推定しました。同期間に札幌に到達して積雪内部に取り込まれた全ての光吸収性粒子によって消雪日が15日早められ、その内、国外由来の積雪中光吸収性粒子の寄与が約7割あることが分かりました。
1702地球物理及び地球化学

巨大な海洋渦が暖かい海水を南極大陸方向へ運ぶ東南極トッテン氷河を下から融かす主要な熱源

東南極で最大級の規模を有するトッテン氷河の周辺域では、近年、氷床質量の減少が報告され、また、将来の大規模な氷床流出も懸念されています。水産庁漁業調査船「開洋丸」および南極観測船「しらせ」により実施された大規模な海洋観測で取得した現場観測データと衛星観測データを統合的に解析し、トッテン氷河の沖合に定在する巨大な海洋渦が、比較的温度の高い海水を効率的に南極大陸方向へと輸送していることを明らかにしました。
1702地球物理及び地球化学

令和3年10月20日11時43分の阿蘇山噴火に伴う地殻変動

10月20日11時43分に発生した阿蘇山の中岳第一火口での噴火に伴う顕著な地殻変動は、検出されていません。令和3年(2021年)10月20日11時43分に発生した阿蘇山の中岳第一火口での噴火について、阿蘇山周辺の電子基準点で観測された10月25日8時59分までのデータを解析した結果、噴火前後でばらつきを超える顕著な地殻変動は検出されていません。
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