2021-10-21

雪の下で作物を腐らせる「雪腐病ゆきぐされびょう」の謎に迫る。実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発 1202農芸化学

雪の下で作物を腐らせる「雪腐病ゆきぐされびょう」の謎に迫る。実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発

雪腐病は、麦類や牧草を枯らす重要病害です。実験植物であるシロイヌナズナに感染する雪腐病菌を初めて特定し、シロイヌナズナを用いて雪腐病菌に対する植物の抵抗性を評価する実験系を開発しました。
家族形態の起源と社会構造の多様性。進化シミュレーションが解き明かす環境要因、家族形態、社会構造の関係 1500経営工学一般

家族形態の起源と社会構造の多様性。進化シミュレーションが解き明かす環境要因、家族形態、社会構造の関係

計算機上に農村社会のモデルを構築し、環境条件に応じて多様な家族形態が生起すること、そして家族形態に応じて社会内の所得分布の特徴が変わることを理論的に示した。
電子が動くことのできない磁性絶縁体における マグノンの表面状態と新規輸送現象を理論的に解明 1701物理及び化学

電子が動くことのできない磁性絶縁体における マグノンの表面状態と新規輸送現象を理論的に解明

マグノンの波動関数の非自明なトポロジーに由来して、質量をもたないディラック粒子のような分散を持つマグノンが表面に現れる磁性体模型を理論的に提案し、ファンデルワールス磁性体CrI3で実現することを指摘しました。スピンに関する磁気的な対称性だけでなく、結晶の空間的な対称性も組み合わせた対称性により、このトポロジカルマグノン結晶絶縁体が自然に実現します。
環境低負荷な精密高分子合成に成功~無溶媒で進行する自己触媒的な超分子重合~ 0504高分子製品

環境低負荷な精密高分子合成に成功~無溶媒で進行する自己触媒的な超分子重合~

「フタロニトリル」分子を原料とし、「フタロシアニン」の超分子ポリマーを無溶媒という環境負荷の少ない条件下で合成することに成功しました。
福徳岡ノ場で確認された新島の大きさについて(令和3年10月20日時点) 0303宇宙環境利用

福徳岡ノ場で確認された新島の大きさについて(令和3年10月20日時点)

8月13日からの福徳岡ノ場での火山活動により新島が生じたことが確認されています。米国航空宇宙局(NASA)/米国地質調査所(USGS)の地球観測衛星Landsat-8が10月20日10時00分(日本時間)に観測した衛星画像を解析し、新島の形状、大きさ等を明らかにしました。10月4日時点のLandsat-8画像と比較し、東側の陸部は見られませんでした。西側の島は形が変わったものの、面積に大きな変化はありません。西側の島の大きさは外周約1.2km、面積約0.1km2です。
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