2021-08

1200農業一般

「令和2年地球温暖化影響調査レポート」の公表について

地球温暖化の影響と考えられる農業生産現場における高温障害等の影響、その適応策等について報告のあった内容を取りまとめ、「令和2年地球温暖化影響調査レポート」を公表した。
1700応用理学一般

宇宙の解明につながるアマチュア天文家の新天体発見

アマチュア天文家の功績をたたえる活動の一つとして、日本天文学会は、新星、超新星、彗星(すいせい)といった新天体の発見(独立発見を含む)・報告をした者を表彰する制度を設けています(日本天文学会天体発見賞、日本天文学会天体発見功労賞)。また、観測、調査、計算などで天文学の進歩・普及に寄与した者を表彰する制度も設けています(日本天文学会天文功労賞)。
1700応用理学一般

最小ダイアモンド分子を筒状分子に詰めた分子機械 固体のなかの超高速回転「テラヘルツ回転周波数」の実現

筒状分子と最小ダイアモンド分子を組み合わせた分子ベアリングをつくりだした。筒状分子が「外枠」、最小ダイアモンド分子が「内部回転子」となる小さな分子の機械「分子ベアリング」ができあがったもの。回転速度を測定したところ、「回転周波数がテラヘルツ領域にある」という超高速回転が、固体のなかで実現できることがわかった。
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1700応用理学一般

陽子・反陽子の”離れ業”冷却~消えた反物質の謎を探る画期的なツール~

陽子と反陽子(陽子の反粒子)などの荷電粒子を1分で20ミリKまで冷却できる画期的な冷却法を開発した。
1701物理及び化学

新星爆発で生まれる有機物の塵の合成に成功

新星に観測される赤外線スペクトルを再現する有機物の塵の合成に初めて成功した。生命の前駆物質の観点で重要な「窒素」をアミンの形態で含む有機物の塵が、新星爆発で作られることを示した。
0104動力エネルギー

火力発電所のボイラー向けアンモニア燃焼装置を開発~混焼運転に加え専焼での特性も確認~

小規模の燃焼試験炉を利用してアンモニア混焼・専焼の燃焼試験を実施した。燃焼時において極めて安定した火炎であることを確認するとともに、NOx排出量が基礎燃焼試験通りであること、残留アンモニアがゼロであることを確認した。
0104動力エネルギー

コージェネレーションシステム用ガスエンジン商品機で都市ガス・水素混焼の試験運転に成功

コージェネレーションシステム用のガスエンジン商品機を用いた都市ガス・水素混焼実証に共同で取り組み、定格発電出力、水素混焼率35%(体積比)での試験運転に国内で初めて成功した。
0505化学装置及び設備

世界初、人工光合成により100m2規模でソーラー水素を製造する実証試験に成功

人工光合成システムの社会実装に向け、100m2規模の太陽光受光型光触媒水分解パネル反応器(光触媒パネル反応器)と水素・酸素ガス分離モジュール(ガス分離モジュール)を連結した光触媒パネル反応システムを開発し、世界で初めて実証試験に成功した。
0505化学装置及び設備

CO2を原料とするアルコール連続生産技術の開発~高機能触媒を固定化することで連続的な生産を達成~

CO2を原料としたアルコールの連続生産技術を開発した。
1102水質管理

国内初、電力や薬剤を大幅に削減する自然力活用型坑廃水処理技術の実規模実証試験に成功

自然力活用型坑廃水処理(パッシブトリートメント)技術として、もみがらと米ぬか等を利用し微生物を活性化させ、有害金属を除去する方法について、通水量100 リットル/分となる「実規模相当実証試験」を、実際の休廃止鉱山のサイトにおいて、約1年間にわたり処理が継続できることを実証した。
1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場のだいち2号SARデータ解析結果(2021年8月23日~)

福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)の火山活動によって生じた新島について、だいち2号の観測データの解析結果を掲載。
0200船舶・海洋一般

遊覧船グリランド900旅客負傷事故(青森県十和田市御倉半島北方沖(十和田湖東部)、令和元年9月19日発生)

十和田湖東部を滑走しながら東進中、連続する波を追い越して航行していた際、繰り返し船体が波に乗り上げて水面に叩き付けられ、船体に複数回衝撃を受けて旅客1人が負傷した。船長として経験したことがなく、船体への衝撃を軽減させようと、減速しなくても大丈夫と思っていたことによるものと考えられる。
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