令和8年5月の地殻変動

2026-06-08 国土地理院

 

国土地理院は2026年5月の全国地殻変動状況を公表した。GNSS連続観測網(GEONET)の解析結果によると、東北地方では4月20日の三陸沖地震(M7.7)および5月15日の宮城県沖地震(M6.4)に伴う地殻変動が広範囲で観測され、地震後も余効変動が継続している。また、2011年東北地方太平洋沖地震による長期的な余効変動も引き続き確認された。沖縄県の先島諸島では定常状態と異なる地殻変動が継続している。火山地域では硫黄島で隆起と南向きの変動が継続し、雌阿寒岳では2025年9月頃からわずかな伸びが観測された。岩手山で見られていた基線伸長は停滞している。さらに、静岡県西部から愛知県東部では2022年から継続する非定常的な地殻変動が確認され、渥美半島から浜名湖周辺にかけてのプレート境界深部における長期的なゆっくりすべりが原因と推定された。一方、関東・中部、近畿、中国、四国、九州の広域では特段の変化は認められなかった。

令和8年5月の地殻変動

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1702地球物理及び地球化学
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