2021-07

1902環境測定

緊急事態宣言発令に伴うCO2排出量の変化を東京住宅街において検出

東海大学代々木キャンパス内(東京都渋谷区)の観測タワー上での大気組成の高精度観測に基づいて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年4-5月の緊急事態宣言期間における代々木街区の二酸化炭素(CO2)排出を排出源別に評価した。例年と比較して約20%低下しており、その主要因は自動車などの石油消費の減少(約40%)である。
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡が観測した大質量星形成における磁力と重力の相互作用

アルマ望遠鏡を使って、地球から7600光年の距離にあるIRAS 18089-1732と呼ばれる大質量星形成領域を観測し、渦巻き状の磁場構造を発見した。しかし予想に反して、この磁場は、別の基本的な力である「重力」に圧倒されていた。さらに、原始星が重力によってガスを引き付けることで、原始星周囲の磁力線がねじれていることを発見した。
1700応用理学一般

水処理膜のナノチャネルがもつ特性を計算科学で解明:水分子の動きを活発化させる水素結合の仕組み

スーパーコンピュータによりナノサイズの穴で水をきれいにする膜のシミュレーション基盤を新たに構築し、分子の自己集合によるナノ構造の観測に成功した。水分子を、水処理膜の中のナノチャネルという超微小空間で安定化させ、その一つ一つが次々に繋がって動きを活発化させる水素結合の仕組みを解明した。
1700応用理学一般

テラヘルツ周波数帯の真空量子揺らぎと格子振動の超強結合状態の実現

スプリットリング型共振器によってテラヘルツ周波数帯の電磁波(電磁場)の真空量子揺らぎとハライドペロブスカイト半導体CH3NH3PbI3中のフォノン(格子振動)を強く結合させることにより、フォノンの周波数を大きく変調できることを発見した。
1700応用理学一般

量子コンピューターのワイルドカードとなる粒子を解明

2次元的な平面構造を持つある種の磁性体において現れる「非可換エニオン」と呼ばれる粒子(正確には準粒子)の性質を解明した。
1702地球物理及び地球化学

活火山の微小な動きが検出可能に ~地下のマグマの動きを地表で捉える 衛星画像の新たな解析結果を公開~

国土地理院は、従来のSAR干渉解析に加え、干渉SAR時系列解析を導入し、焼岳、口永良部島など国内16火山の微小な動きがわかる解析結果を地理院地図で公開した。
0200船舶・海洋一般

旅客船飛鳥Ⅱ火災事故(京浜港横浜第1区大さん橋ふ頭D号、令和2年6月16日)

US室の隣のベントスペースで本件床板のガス切断作業が行われたため、乗組員が気付かないうちに、本件壁面に高温の熱が伝わり、US室の本件壁面付近にあった可燃物が発火して他の可燃物に延焼したことにより発生したものと考えられる。
0300航空・宇宙一般

東邦航空エアバス・ヘリコプターズ式AS350B3(回転翼航空機)[つり下げ輸送中における物件の落下](東松島市、令和2年12月4日)

低速で飛行中、つり下げていた枯れ木の脱落防止措置が十分でなかったため、ダウンウォッシュを含む風圧の影響を受けて、枯れ木の一部が休耕中の畑に落下したものと推定される。
0300航空・宇宙一般

個人マックスエアー式ドリフターXP-R503L(超軽量動力機、複座)の事故[樹木との衝突による負傷](宮古島市、令和2年1月3日発生)

飛行中にエンジンの回転数が増加せず、飛行の継続に必要な推力を得られなくなったため、機体が降下状態となり不時着目標地点手前の樹木に左主翼が衝突して地面に落下し機体は損傷し、同乗者が重傷を負ったものと考えられる。
0300航空・宇宙一般

日本エアコミューターATR式42-500型機[機体の動揺による客室乗務員の負傷](種子島空港の北北西約57km、令和元年10月12日)

局地的な風向風速の変化に遭遇した後、運航乗務員によるVMO超過回避のための機首上げ操作及び速度の増加に伴う機首上げ効果により機体姿勢が大きく変化したことによるものと考えられる。
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