西之島の噴火について(12月7日観測)

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2019-12-07 海上保安庁

1.噴火の状況

 12月7日午後1時04分から午後1時35分の間、当庁羽田航空基地所属航空機により、西之島の火山活動の観測を実施しました。

 その結果、火砕丘の中央火口及び火砕丘の東側火口からの噴火が継続していることを確認しました。

 また、東側火口から溶岩が東岸に向かって流下し、海へ流入していることを確認しました。   

 詳細は以下のとおりです。

【調査結果】

・噴 火 火砕丘の中央火口内の赤熱した箇所から、約 200m上空に数分間隔で断続的に、薄い灰色の噴煙と噴石が噴き上がっていることを確認した。また、火砕丘の東側の赤熱した火口からも断続的に噴煙と噴石が噴き上がっていることを確認した。

・溶 岩 火砕丘の東側の火口から、白煙を伴う溶岩が東岸に向かって流下し、海へ流入していることを確認した。

2.航行警報

 引き続き、航行警報により付近航行船舶に注意を呼びかけています。

図1 溶岩が海岸線に達し、海へ流入

図2 西之島の位置

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0200船舶・海洋一般1702地球物理及び地球化学
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