すばる望遠鏡が土星の衛星を新たに20天体「発見」

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2019-10-08 国立天文台

写真:すばる望遠鏡(クレジット:国立天文台)オリジナルサイズ(1.4MB)

米国・カーネギー研究所などの研究チームは、すばる望遠鏡を用いて2004年から2007年にかけて行った観測から、土星の外周を回る衛星を新たに20天体「発見」したと発表しました。この「発見」により、これまでに見つかったの数は82となり、木星の発見総衛星数の79を上回ったとしています。今回の発表は、2019年10月7日付の小惑星電子回報(Minor Planet Electronic Circular)を通じて報じられました。

小惑星や惑星の衛星などの太陽系小天体の場合、既知ではない天体の観測が報告されると国際天文学連合によって仮符号が発行されます。その天体が長期にわたって観測され軌道が正確に求められた後に確定番号が付与され、さかのぼって発見と認定されます。今回は、仮符号を発行された段階でカーネギー研究所が独自に「発見」として発表したものです。

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