業務効率化や安全運転支援に寄与する新型運行管理システムを導入

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2019-06-05 株式会社富士通九州システムズ

当社は、このたび株式会社JA物流かごしま様(本社:鹿児島市、代表取締役社長 妹尾 洋介氏)の運行管理システム更新において、クラウド型の新運行管理システムへの移行を実施しました。

今回のシステム移行により、従来のカード記録型運行管理システムでは難しかったリアルタイムでの動態管理を実現しました。業務の効率化に加え、緊急の配車依頼に対するサービス向上、ドライバーの安全運転支援を図ることにもつながっています。

導入の背景

株式会社JA物流かごしま様では、各車両の車載ステーション内のカードに運行データを記録するカード記録型運行管理システムを用いていましたが、各車両が帰庫してカードを読み込むまで運行内容をチェックできないため、乗務員や管理者の作業負荷が大きいことが課題でした。また同時に、各車両の現在地や輸送中の車両温度をリアルタイムで把握できないため、緊急の配送依頼、ドライバー仮眠中の温度異常に迅速に対応することが難しいという問題も抱えていました。

導入効果と今後の展開

新システムでは、管理者のパソコンからリアルタイムでドライバーの位置状態が把握できるため、急なオーダーが入った際、スムーズにお客様の問い合わせに回答することが可能になりました。配車係が1台1台ドライバーに連絡して確認する必要があった従来のシステムに比べて大幅な業務の効率化を実現し、お客様対応レベルの向上にも寄与しています。また、ドライバーの労働時間をはじめとする稼働実績が一元管理できるようになり、かつシステム上で自動計算されるため、労務管理の負荷が著しく軽減されるという効果も大きなものです。今後は、労働時間と給与計算システムとの連携など、さらなる業務効率化も見込まれています。また、温度センサーをシステムに連携させることで、車内の温度異常に速やかに対応できるようになり、徹底した温度管理による輸送品質の保証といった面でも、新システムは効果を発揮しています。

今回のシステムでは、急ブレーキや速度超過など高度な運転分析を随時確認できるという点も特長のひとつです。ドライバーが帰庫してすぐに、その日の運転映像を見ながら納得度の高い指導をすることができるため、安全運転レベルの向上が見込めます。今後は、アルコールチェッカーと管理システムの連携も計画されています。

本製品の特長

さまざまな情報をリアルタイムで一元管理でき、パッケージ型のシステムをカスタマイズすることで、より細かなニーズに対応することも可能です。従来のカード記録型車載ステーションと基本的な使い方が同じなので、ドライバーも管理者も スムーズにシステム移行することができます。また、スマホアプリをインストールすることで、協力会社についても同じ画面上で管理することができます。

商標について

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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