2018-09

1701物理及び化学

超流動ヘリウムの利用条件を探れ~微小重力下での沸騰実験~

微小重力状態を実現できる落下塔を用いて、ヒータによって引き起こされた超流動ヘリウムの沸騰を調べた結果、きれいな球形の気泡を観測することができた。気泡の成長や収縮を観察することで、気泡の表面を熱が伝わっていく様子等を解析することが可能になる。
0501セラミックス及び無機化学製品

原子の対称性を超えるナノ物質を発見

コンピューターシミュレーションを用いた理論化学的手法により、特定の金属元素からなる微小な四面体型クラスターは、既存物質ではありえないほど、多くのエネルギー状態が重なることを明らかにした。
1601コンピュータ工学

高品質な酸化物半導体で量子計算に利用できる電子状態を作り出すことに成功

エラーの起こりにくい量子計算機用素子に新たな展望 2018/09/15  東京大学,科学技術振興機構(JST),東北大学 ポイント 高品質な酸化物半導体に強い磁場を加えることで、エラーが起こりにくい量子計算が可能とされる、特殊な電子状態を作...
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0501セラミックス及び無機化学製品

水素結合のリレーで軸回転

新しい水素結合を複数、活用することで、ナノサイズのボウル状分子を筒状の分子の中に、捕捉することができた。ボウル状分子が筒状分子の中で、1つの軸を中心に回転(単軸回転)することを発見した。
0300航空・宇宙一般

H-IIBロケット7号機による 宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機(HTV7)の 打上げ日について

宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機(HTV7)を搭載したH-IIBロケット7号機(H-IIB・F7)について、推進系統の確認のため打上げを見合わせていたが、対策処置を完了した。9月22日(土)3時15分頃(日本標準時)にうち上げる。
0503燃料及び潤滑油

航空機ジェット燃料を直接合成できるオンデマンド触媒の開発

「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現 2018/09/18  富山大学,科学技術振興機構(JST) 富山大学 大学院理工学研究部の椿 範立 教授らは、Fischer-Tropsch(FT)合成注1)を用いて、航空機ジェッ...
0303宇宙環境利用

今世紀最大級の明るさを持ったX線新星のMAXI長期観測が天文学会欧文誌に掲載!

国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟の全天X線監視装置(MAXI)により発見したX線新星MAXI J1535-571を200日に渡り観測し、活動結果をまとめた研究成果が日本天文学会欧文誌オンライン版に掲載された。
1701物理及び化学

半導体ナノサイズトランジスタへ電子1個が出入りする様子をキャッチ

2018/09/18  大阪大学,科学技術振興機構(JST) ポイント ヒ化インジウム(InAs)自己形成量子ドットにおいて単一電子検出を世界で初めて実現。 近接するもう1つの自己形成量子ドットを電荷計に用いる独自の方法を開発。 量子コンピ...
0300航空・宇宙一般

探査機の影と衝効果

最初のタッチダウンに向けて 1回目の運用リハーサルを9月10日から12日にかけて行った。運用では、高度約600mくらいで探査機は上昇してしまったが、降下中に広角の光学航法カメラ(ONC-W1)で航法目的に撮影をしていた。
0300航空・宇宙一般

地球接近小惑星を発見しました

2018/09/19  JAXA 2018 RR4 2018年9月11日21時15分(日本時間)に観測した領域から発見した小惑星は、世界各地で追跡され、仮符号「2018 RR4」として登録されました。 国内では北海道のなよろ市立天文台で追跡...
1703地質

東・東南アジア地域の各種の地質情報を共有する総合システムを公開

東・東南アジア地球科学計画調整委員会(CCOP)の加盟国と共同で、東・東南アジア地域の各種地質情報の共有化を可能とするCCOP地質情報総合共有システムを開発し、各国が保有する地質情報の数値化を促進し、国際標準形式でウェブ公開した。
1903自然環境保全

(仮称)輝北風力発電事業Ⅰ更新計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

(1) 騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減、(2) 鳥類のバードストライクや渡りへの影響等について適切な環境保全措置を講じる、(3) 全国有数の天体観測地点であり、航空障害灯の設置は適切な環境保全措置等を求めている。
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