2018-05-09 JAXA
4月26日リアルタイム交信イベントより(出典:JAXA/NASA)
4月23日から5月6日の金井宇宙飛行士は、宇宙ストレスにおける環境応答型転写因子の役割(Mouse Stress Defense)、「きぼう」日本実験棟での実験に関する作業や、NASAの材料曝露実験装置(MISSE)に関する「きぼう」エアロック作業、5月11日に予定されている小型衛星放出機構(JEM Small Satellite Orbital Deployer:J-SSOD)を用いて実施する超小型衛星の放出に向けた準備作業を、4月30日に行いました。
国際宇宙ステーション(ISS)で超小型衛星を放出できるのは「きぼう」だけであり、これまでに地球撮影や通信実験、各種技術実証用に国内外の大学や企業などが開発した超小型衛星を放出しています。
そのほか、4月26日に東京コニカミノルタプラネタリウム天空主催による茨城、福岡3会場とのリアルタイム交信イベント、5月2日に千葉市イオンモール幕張新都心にてリアルタイム交信イベントを行いました。
今週の「きぼう」
- 高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)関連作業
- 宇宙ストレスにおける環境応答型転写因子の役割(Mouse Stress Defense)関連作業
- ほ乳類の繁殖における宇宙環境(Space Pup)関連作業
- 次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)撮影
- J-SSOD準備作業
今週のISS
- NASAの材料曝露実験装置(MISSE)支援機材の船内搬入
- SpX-14に搭載された荷物の搬入および廃棄荷物の積み込み作業
- 医学実験に関する作業
*断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。