南極隕石1000個の新たな分類結果を公表しました

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2018/04/24 国立極地研究所

シャーゴッタイトAsuka 12325の写真。黒い立方体の一辺は1cm。希少な隕石で、火星のマグマ活動の生成物として知られます。

やまと山脈およびセールロンダーネ山地付近の裸氷帯で採取した南極隕石1000個の初期分類結果を、南極隕石ニュースレター(Meteorite Newsletter Vol.26)として公表しました。2009-2010年、2010-2011年と2012-2013年に行われた、日本とベルギーとの共同隕石探査で採集されたあすか隕石の結果も含まれます。今回のニュースレターには、あすか隕石として初めてとなる火星隕石の1種のシャーゴッタイト(図)など、希少隕石も含まれます。隕石の多くは、始原的隕石であり、太陽系誕生当時にできた微惑星の破片であると考えられています。これらは初期太陽系の形成過程を探る重要な手がかりとなります。一方、数は少ないですが、火星隕石などの分化隕石が見つかることもあります。これらは、惑星の形成過程を実証的に探る上で貴重な材料となります。公表した隕石は、申請を受付け、審査後に世界各地の研究機関へも配分されます。

MeteoriteNewsletter_26

南極隕石ニュースレター

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