草津白根山に関する地図
最終更新日:2018-1-27 国土地理院が作成した資料を提供しています。
(更新履歴)
平成30年1月26日 だいち2号のSAR強度画像に基づく推定火口位置を公開しました。
火山災害対策用図(鏡池周辺)、赤色立体地図を公開しました。
1月24日 火山災害対策用図(地理院地図)を公開しました。
1月23日 火山災害対策用図、雪崩関連傾斜量区分図、火山土地条件図、草津白根山概略位置図を公開しました。
火山災害対策用図(鏡池周辺)
本白根山(鏡池)と白根火山ロープウエイを中心に、5m間隔の等高線を入れた地図を作成しました。火山災害対策用の地図としてご利用いただけます。
火山災害対策用図(鏡池周辺)(PDF:6.0MB)
[地理院地図による閲覧]
火山災害対策用図
草津白根山(鏡池)とスキー場を中心とした地図を作成しました。火山災害対策用の地図としてご利用いただけます。
火山災害対策用図【草津白根山】(PNG:11.5MB)
[地理院地図による閲覧]
赤色立体地図
赤色立体地図は、本白根山周辺の地形がよくわかる地図です。
草津白根山の赤色立体地図(PDF:14.3MB)
草津白根山概略位置図
草津白根山(鏡池)とスキー場を中心とした概略位置の地図です。
火山土地条件図
火山噴火に関する防災対策・危機管理対策に寄与することを目的に、火山活動により形成された地形や侵食・堆積地形の分布状況を表示した地図です。
[地理院地図による閲覧]
雪崩関連傾斜量区分図
傾斜量区分図は、地形を傾斜角で区分した図です。区分は雪崩の危険度そのものを評価したものではありません。緩斜面の箇所等でも雪崩が発生又は到達する可能性があり、十分な注意が必要です。
雪崩関連傾斜量区分図【草津白根山】(PNG:16.7MB)
「利用上の留意事項」(PDF:632KB)
だいち2号のSARデータを使用した解析により、1月23日に噴火が発生した草津白根山の火山活動に伴う地表面の変化を以下のとおり明らかにしました。
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用している陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の噴火前後のSAR強度画像※を比較することで、火口位置を推定しました。噴火によって地形が変化し、電磁波の反射強度が変化したと考えられます。
対象 | 観測日時 | 公表日 | 画像 | |
1 | 1月23日の 噴火による変動 |
2014年11月5日 | 2018年1月26日 | SAR強度画像 |
23:52頃(噴火前) | ||||
2018年 1月24日 | 2018年1月26日 | SAR強度画像 | ||
23:52頃(噴火後) |
- 1月23日の噴火による変動
図 上段左:2014年11月5日のSAR強度画像、
下段左:2018年1月27日のSAR強度画像
下段右:噴火前後で反射強度が著しく変化したと考えられる箇所(赤部分)
上段右:2018年1月24日のSAR強度画像
※SAR強度画像:SAR強度画像は地表面の電磁波の散乱強度に応じて、反射が強いと白く、弱いと黒く表されます。こうしたSAR強度画像の性質を利用して地表面の形状等の変化を抽出することができます。
草津白根山周辺のGNSS連続観測結果
このwebページで公開している地理空間情報のご利用について
(火山土地条件図は測量法に基づく基本測量成果の複製・使用に関する申請が必要となる場合があります。)これらの地理空間情報等につきましては、
・現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
・関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。
問い合わせ先
(火山災害対策用図(鏡池周辺)・火山災害対策用図・赤色立体地図・草津白根山概略位置図・火山土地条件図・雪崩関連傾斜量区分図に関すること)
国土地理院応用地理部
(航空機SARに関すること)
国土地理院基本図情報部
ALOS-2に関すること
国土地理院地理地殻活動研究センター
国土地理院測地部