地球外有機化合物に対する微生物代謝の解明から全く新規な酵素系を発見

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生命分子進化の理解や産業応用に期待

2021-01-20 京都大学

小川順 農学研究科教授、原良太郎 同特定准教授、竹内道樹 同特定助教、水谷公彦 同助教、植田充美 同教授、青木航 同助教、三上文三 生存圏研究所特任教授、日比慎 富山県立大学准教授らは、隕石によって飛来する地球外有機化合物の一つ2-アミノイソ酪酸(Aib)の微生物代謝を初めて明らかにし、その初発酵素として、高い酸化活性種を生成する全く新規な金属タンパク質複合体を発見しました。

また、その特性を明らかにすることで、本酵素系が、有機合成において重要な、不活性なメチル基の効率的かつ選択的な酸化反応を触媒することを確認しました。本成果は、原始地球における生命分子進化の理解に資するものであり、産業的にも重要な知見です。

本研究成果は、2021年1月4日、国際学術誌「Communications Biology」に掲載されました。

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図:本研究の概要図

詳しい研究内容≫

研究者情報
研究者名:小川順
研究者名:原良太郎
研究者名:竹内道樹
研究者名:水谷公彦
研究者名:植田充美
研究者名:青木航
研究者名:三上文三

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0500化学一般1700応用理学一般
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