地圏総合コンサルタント

1702地球物理及び地球化学

布田川断層での200 mを超える落差の発見~火山活動と関係した断層運動の”縦ずれ”から”横ずれ”への変化~

2016年熊本地震本震を引き起こした布田川断層に沿って、現在のほぼ水平にずれる断層運動と異なり、縦にずれる断層運動を示す鉛直落差が200 mにも及んでいることを発見し、最後の阿蘇火山カルデラ噴火(約9万年前)後に布田川断層の運動方式が、縦ずれ卓越から横ずれ卓越へ変化したことを破砕帯の地質学的観察と物理特性の解析から明らかにしました。
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