科学技術振興機構

0110情報・精密機器

ナノスケールの光の制御技術を開発~空間極限の分解能を持つ顕微分光に期待~

走査プローブ顕微鏡で用いられる探針に集束イオンビーム(FIB)でナノ加工を施し、探針の先端に発生するナノスケールの光を精密に制御する技術を開発した。
0502有機化学製品

ジスルフィド結合導入酵素によるたんぱく質の立体構造形成促進機構を解明

高速原子間力顕微鏡により、ジスルフィド結合導入酵素プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)が構造未成熟な基質を捕獲する様子を可視化することに世界で初めて成功した。
1600情報工学一般

半導体量子ビットの量子非破壊測定に成功

半導体量子ドットデバイスにおいて、電子スピン量子ビットの量子非破壊測定に成功し、半導体量子コンピューターの必須要素である「量子ビットの低エラー読み出し」と「量子エラー訂正」の実現に道筋を示した
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0502有機化学製品

肉本来の食感を持つ「培養ステーキ肉」実用化への第一歩

世界初、サイコロステーキ状のウシ筋組織の作製に成功 2019-03-22  日清食品ホールディングス株式会社,東京大学 生産技術研究所,科学技術振興機構 日清食品ホールディングス株式会社(社長・CEO:安藤 宏基)と東京大学 生産技術研究所...
2000原子力放射線一般

乾式法によるガラス固化体の還元分解技術を開発

酸化物を溶融塩中で金属に還元する技術をもとに、長寿命核分裂生成物(LLFP)核種が安定に閉じ込められたガラス固化体からPd、Se、Cs、Zrを取り出す技術を開発した。既存技術と組み合わせることで4元素を金属として分離回収できる見通しを得た。
1202農芸化学

食糧生産に甚大な被害をもたらす寄生植物ストライガの養水分収奪機構を解明

サブサハラアフリカ地域で食糧生産に甚大な被害をもたらしている根寄生雑草ストライガが、高い蒸散を維持するために特異なたんぱく質を持っていることを発見した。
0400電気電子一般

双方向動作型デュアルコムファイバレーザーの開発に成功

広い波長帯域と高いコヒーレンスを持ち、繰り返し周波数が異なる2つの光コムを発生するデュアルコムファイバレーザーを開発した。
0400電気電子一般

薄膜トランジスタを部分的なレーザー処理で高速化する技術を開発~4K8K大型テレビの製造コストを大幅に低減

a-Si膜のTFT素子のチャネル領域のみをレーザーアニール処理して、局所的に再結晶化することでTFT素子を高速化する技術を基に、レーザーアニール処理されたTFTの性能をリアルタイムに測定する装置の開発など、量産の課題を解決し実証した。
0400電気電子一般

スピントロニクス集積回路技術を用いて、 高性能と超低消費電力を両立する 不揮発マイコンを世界で初めて実証

スピン移行トルク型MTJ(磁気トンネル接合素子)とSi-CMOS技術を組み合わせた集積回路技術を用いて、高性能(動作周波数200MHz)と超低消費電力(平均電力50μW以下)を両立する不揮発マイコンを世界で初めて実証した。
0500化学一般

温室効果ガスを有用な化学原料に転換

金属・セラミックス複合材料のナノ相分離構造のトポロジーを操ることにより、メタンと二酸化炭素から有用な合成ガスを製造するメタンドライリフォーミング(DRM)に対して優れた低温触媒活性と長寿命特性を発揮する触媒材料の創成に成功した
1202農芸化学

干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功

耐乾性に関与するアブシジン酸(ABA)受容体に着目し、そのタンパク質をコムギの植物体内で多く作らせることで、水消費量を抑えながら穀物生産を実現する節水型耐乾性コムギを開発することに成功した。
2000原子力放射線一般

ジルコニウム奇数同位体の特異的イオン化法を開発

ジルコニウム(Zr)に対して「レーザー偶奇分離法」を適用し、従来提案されていた電子状態に比べて、奇数質量数の同位体のイオン化効率を約30倍増大させる電子状態を発見した。
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