東京大学

0403電子応用

グラフェンをトポロジカル絶縁体に変えることに成功

2018/11/12  東京大学,青山学院大学,カリフォルニア大学 発表のポイント 炭素の単原子シート物質であるグラフェンに微量のビスマスとテルルから成る微粒子を導入することで、トポロジカル絶縁体にすることに成功した。 理論的に予言されてい...
1602ソフトウェア工学

人工知能による小腸粘膜傷害の診断

人工知能(AI)を活用し、小腸カプセル内視鏡画像の中から粘膜傷害(びらん・潰瘍)を高精度で自動検出する内視鏡画像診断支援システムを開発した。
1500経営工学一般

華井 和代著 資源問題の正義、コンゴの紛争資源問題と消費者の責任

グローバル化が進む現代では、日本国内で暮らす一般市民でも、日常的な活動を通じて世界の遠い地域とつながっている。紛争も同じである。現代世界の紛争の多くは途上国に集中し、途上国の紛争傾向には、低所得、低成長、一次産品輸出への依存といった経済的要因が強く影響している。
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0501セラミックス及び無機化学製品

膨張させるとスピン配列がねじれる磁石の発見

超高圧酸化処理でコバルトと酸素の間に強い共有結合が形成されたペロブスカイト型コバルト酸化物の大型単結晶を育成することに成功。コバルト-酸素間の距離をわずか1%程度増大させるだけで、強磁性状態がらせん磁性状態へと変化することを明らかにした。
0110情報・精密機器

光を巧みに操ることで新しい分子分光法の開発に成功

光の波形制御で分子の同定を高速・簡便化 2018/10/25  東京大学,科学技術振興機構 ポイント 光の波形を操作する技術を用いることで、分子の種類と量を計測する分光手法の計測を1,000倍高速化した。 最先端の特殊レーザーで生み出される...
1701物理及び化学

核スピン由来のスピン流を世界で初めて検出

原⼦核の⾃転運動であるスピン(核スピン)から⽣じるスピン流を電圧として検出することに世界で初めて成功した。従来、伝導電⼦やスピン波が主な研究対象だった次世代エレクトロニ クス・スピントロニクスに核スピンをも利⽤できる可能性が⽰唆された。
0501セラミックス及び無機化学製品

極端紫外線レーザーにより熱影響が極めて少ない材料加工を実現

極端紫外線フェムト秒レーザーを用いて熱影響の極めて少ない合成石英を加工を実現しし、加工特性として重要な有効吸収長や損傷閾値を決定するとともに加工モルフォロジーを明らかにした。
1701物理及び化学

光で絶縁体を未知の金属相へと相転移させることに成功

励起子絶縁体のTa2NiSe5が「励起子絶縁体」であるということを解明し、Ta2NiSe5とTa2NiS5ともに超短パルスレーザーを照射することで、熱平衡状態では実現できない未知の金属相へと相転移することも発見した。
0107工場自動化及び産業機械

数十秒で出力でき、再利用も可能な3次元物体造形装置を開発

磁石が埋め込まれた9ミリメートルサイズのブロックを使い、任意の3次元形状を数秒から数十秒で出力できる3次元物体造形装置「Dynablock(ダイナブロック)」を開発した。
1703地質

湖底堆積物から探る富士山の噴火史

富士五湖での科学掘削により本栖湖で初めて得られた4 mの連続コア試料を、詳細に分析・年代測定した。過去8000年間に本栖湖に火山灰をもたらした富士山の噴火史を復元した。
1601コンピュータ工学

超伝導不揮発メモリの実現

極低温で化合物IrTe2にパルス電流を加えることで超伝導状態を生成し、また生成された超伝導状態を異なるパルス電流で消去することに成功した。物質の状態制御により超伝導-非超伝導状態の書き換えをビットとした超伝導不揮発メモリ機能が実証された。
1202農芸化学

バイオマス生産性を向上させた環境ストレス耐性植物の開発

2つの遺伝子を植物に集積させることで、バイオマス生産性を向上させた環境ストレス耐性植物を開発した。また植物における環境ストレス耐性と成長のトレードオフの関係を打破できることを明らかにした。
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