60GHz帯を利用した超広帯域移動通信・センシング融合技術の基本実証に成功―実走行車両から10Gbit/s超の高速通信と車両速度・位置センシングを同時実現―

2026-10-01 京都大学

京都大学の研究グループは、57~71GHzのミリ波帯のうち60GHz帯を利用し、超高速無線通信とセンシングを同時に行う融合技術を実証した。ソフトウェア無線技術による広帯域移動伝送試験装置を開発し、5Gの通信仕様に準拠しながら、国内5Gの最大チャネル帯域幅400MHzの約5倍に当たる1,840MHzを利用。実走行車両から最大10.3Gbit/sの上り通信を実現するとともに、通信信号を利用して車両の位置をメートル精度で推定した。通信と測位を別々に行うのではなく、同一の無線信号を使って統合する点が特徴である。将来的には、6G環境で自動運転車が必要とする点群データや高精度3次元地図を高速収集し、同時に測位情報を取得することで、自動運転を支える次世代無線通信インフラへの応用が期待される。

60GHz帯を利用した超広帯域移動通信・センシング融合技術の基本実証に成功―実走行車両から10Gbit/s超の高速通信と車両速度・位置センシングを同時実現―
60GHz帯超広帯域移動伝送装置((a)送信機、(b)受信機、(c)受信機から見た移動経路)

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0404情報通信
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