航空大学校 シーラスSR22型の重大インシデント[航空機の脚が損傷](帯広空港、令和2年4月17日発生)

ad

2023-09-28 運輸安全委員会

概要

報告書番号:AI2023-6-1
発生年月日:2020年04月17日
発生場所:帯広空港
航空機種類:飛行機
事故等種別の分類(Occurrence Category):ABNORMAL RUNWAY CONTACT
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT)
飛行の段階(Phase of Flight):LANDING
航空機区分:小型機
型式:シーラス式SR22型
登録記号:JA017C
運航者:独立行政法人航空大学校(法人番号 4350005001054)
事故等種類:着陸時に前脚が損傷し、航行が継続できなくなった事態
概要:
独立行政法人航空大学校所属シーラス式SR22型JA017Cは、令和2年4月17日(金)、帯広空港に着陸した際に前脚が損傷し、滑走路上に停止した。その後、地上走行が継続できなくなった。
原因:
本重大インシデントは、同機が前脚オレオのシリンダーとピストンロッドが分離した状態で着陸し、着陸滑走中、機体が過剰に前傾したことにより発生したものと認められる。
当該オレオのシリンダーとピストンロッドが分離したことについては、同機に取り付けられていたオレオの製造作業において、ピストンロッドとピストンロッド・ロックナットの組立て作業が適切に行われていなかったため、離着陸を繰り返すうちにピストンロッド・ロックナットがピストンロッドから外れたことによるものと考えられる。
死傷者数:なし
公表年月日:2023年09月28日
報告書(PDF):公表

 

ad

0300航空・宇宙一般
ad
ad
Follow
ad
タイトルとURLをコピーしました