2021-12

1700応用理学一般

世界初、ラックサイズで大規模光量子コンピューターを実現する基幹技術開発に成功

ラックサイズで大規模光量子コンピューターを実現するための基幹デバイスとなる光ファイバー接続型高性能スクィーズド光源モジュールを実現しました。開発した光ファイバー結合型量子光源モジュールと光通信用光学部品を用いることで、6テラヘルツ以上の広帯域にわたって量子ノイズが75パーセント以上圧搾された連続波のスクィーズド光の生成に、世界で初めて光ファイバー光学系で成功しました。
1701物理及び化学

夜空をにぎわせた、ふたご座流星群

三大流星群の一つ、ふたご座流星群が12月14日に極大を迎えました。夜半過ぎまで満月前の明るい月が空に残り、あまり良い条件ではありませんでしたが、月明かりに負けない明るい流星も見られ夜空をにぎわせました。月が沈んだ後には、暗い空の中で大変多くの流星が見られました。
1202農芸化学

普通ソバ品種「キタミツキ」 標準作業手順書

北海道向けのソバ新品種「キタミツキ」は従来品種より15~20%程度収量性が高く、容積重も11~14 g/L重いことから、生産者の収益増加が見込めます。従来品種に対して製麺性に優れ、食味評価は同等であり、機能性成分のルチン含量も20%程度高くなっています。
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1700応用理学一般

協力し合えば強くなる、半導体量子ドットの集団増強効果の観測に成功

半導体量子ドットを結合させた結合量子ドット膜において、量子ドットどうしが協力し合うことで現れる集団増強効果を世界で初めて観測することに成功しました。
2004放射線利用

ナノ粒子と近赤外レーザー光でマウス体内のがんを検出・治療できる!

量子ビーム(ガンマ線)架橋技術を用いて、ガリウム-インジウム合金から成る液体金属表面に様々な生体高分子(ゼラチン、DNA、レシチン、牛血清蛋白質)がコートされ、安定な状態を保つことができるコア-シェル型のユニークな構造を有すナノ粒子の作製に成功した。得られたゼラチン-液体金属ナノ粒子は、EPR効果によって大腸がんを移植したマウス体内の腫瘍内に集積し、生体透過性の高い近赤外レーザー光により、がん患部の可視化と光熱変換による治療が可能であることを実証した。
1604情報ネットワーク

VR空間を利用した遠隔現場管理システムに複数人がいつでも遠隔から同時参加できる360°ライブ映像機能を追加

2021-12-20 鹿島建設株式会社,株式会社リコー 鹿島建設株式会社(社長:天野 裕正)と株式会社リコー(社長:山下 良則)は、2021年5月から国土交通省北陸地方整備局発注の大河津分水路新第二床固改築Ⅰ期工事(新潟県長岡市)に「リコー...
1206農村環境

北海道内主要産地の小麦収量は開花期の晴天で増加、曇天・雨天で減少する

「きたほなみ」を主要品種とする近年の北海道内主要産地の小麦収量には、開花期と前後2日を含む5日間の天気が大きく影響することを明らかにしました。晴天時と比較して、曇天・雨天時には減収となり、最大で35%の差が出ると試算されました。本成果は、小麦の収量の安定化技術の開発に役立ちます。
0403電子応用

荷電処理不要のエレクトレット型MEMS環境振動発電素子を開発 ~無線IoT端末の自立電源として期待~

荷電処理が一切不要の自己組織化エレクトレット(SAE)をマイクロ機械構造に集積したエレクトレット型MEMS環境振動発電素子の開発に成功しました。これまで未踏であったエレクトレット型MEMS環境振動発電素子と電子回路のモノリシック集積化(ワンチップ化)が可能になります。エネルギーハーベスティング技術のキーテクノロジーであるMEMS環境振動発電素子の小型化・高性能化・生産性向上がより加速し、電池・配線・利用環境フリーの次世代自立電源として無線IoT端末などへの導入が期待されます。
0105熱工学

年間消費電力量を半減可能な地中熱冷暖房システムを完成、製品化へ

「ライニング地中熱冷暖房システム」の製品化を達成しました。貯水蓄熱を効率良く利用することで長さを2分の1にした「ライニング地中熱交換器」と、エアコンの出力に合わせた循環水量の調整によって、必要な地中熱のみの利用と採熱効率の向上を可能にした「熱収支制御ユニット」を開発しました。
1700応用理学一般

熱の局所的かつ過渡的な逆流現象の原理を初めて解明

材料両端の温度差とは逆向きの熱流が局所的かつ過渡的に発生する「熱インダクタンス現象」が、ある条件の下では材料によらず普遍的に生じることを初めて解明した。
1900環境一般

中国から排出されるブラックカーボンの主要起源は「家庭」

中国から排出されるブラックカーボン(BC)は、主に家庭から排出されていることを解明した。長崎県・福江島で行ったBC濃度の観測結果等の解析から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下においても総排出量に大きな変化は認められず、ロックダウンの影響を受けにくい家庭から排出された割合が大きいという結論を得た。
0505化学装置及び設備

世界最高の水素分離性能を有する酸化グラフェン膜を開発~耐湿性を飛躍的に改善し、実用化に大きく前進~

酸化グラフェン(GO)膜にナノダイヤモンド(ND)を組み込むことで、水素のみを透過させる物理的なフィルターの機能を保ちながら、最大の課題であった耐湿性を著しく向上させることに成功し、実用化に向けて大きく前進しました。
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