活断層の正確な位置を知ろう ~ 櫛形山脈断層帯とその周辺「中条」など8面の活断層図を公開~

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2021-09-30 国土地理院

 国土地理院は、全国の主要な活断層帯を対象に、活断層の詳細な位置や関連する地形の分布等の情報を整備し、「1:25,000活断層図」として公開しています。
今回、櫛形山脈断層帯ととその周辺1面(新潟県)、吉野屋断層とその周辺1面(新潟県)、糸魚川-静岡構造線断層帯及び境峠・神谷断層帯とその周辺改訂版1面(長野県)、頓宮断層とその周辺1面(三重県)、木津川断層帯とその周辺1面(三重県・滋賀県・京都府・奈良県)、大原湖断層、小郡断層及び地福断層とその周辺3面(山口県)を整備し、9月30日に公開します。

今回公開する1:25,000活断層図は、以下の8面です。
櫛形山脈くしがたさんみゃく断層帯とその周辺「中条なかじょう」(資料1)
吉野屋よしのや断層とその周辺「加茂かも」(資料1)
糸魚川いといがわ-静岡しずおか構造線こうぞうせん断層帯及び境峠さかいとうげ・神谷かみや断層帯とその周辺「諏訪すわ 改訂版かいていばん」(資料2)
頓宮とんぐう断層とその周辺「平松ひらまつ」(資料3)
木津川きづかわ断層帯とその周辺「上野うえの」(資料3)
大原湖おおはらこ断層及び地福じふく断層とその周辺「長門峡ちょうもんきょう」(資料4)
大原湖おおはらこ断層、小郡おごおり断層及び地福じふく断層とその周辺「山口やまぐち」(資料4)
小郡おごおり断層とその周辺「宇部東部うべとうぶ」(資料4)

1:25,000活断層図は、空中写真や精細な標高データから作成した立体画像を用いた判読によって活断層を抽出し、活断層の詳細な位置や断層のずれの方向などを明らかにしたものです(参考資料1、2)。政府の地震調査研究推進本部による長期評価の基礎資料、地方公共団体が実施する地域防災計画の策定やハザードマップ作成など、防災・減災対策や地域の適正な開発・保全などの資料として活用されています(参考資料3)。
1:25,000活断層図の詳細は、次の国土地理院ホームページで閲覧することができます。
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/active_fault.html

【添付資料】
資料1    1:25,000活断層図 櫛形山脈断層帯とその周辺 「中条」(PDF形式 :968KB)
1:25,000活断層図 吉野屋断層とその周辺 「加茂」(PDF形式 :968KB)
資料2    1:25,000活断層図 糸魚川-静岡構造線断層帯及び境峠・神谷断層帯とその周辺 「諏訪 改訂版」(PDF形式:862KB)
資料3    1:25,000活断層図 頓宮断層とその周辺 「平松」(PDF形式:1,199KB)
1:25,000活断層図 木津川断層帯とその周辺 「上野」(PDF形式:1,199KB)
資料4    1:25,000活断層図 大原湖断層及び地福断層とその周辺 「長門峡」(PDF形式:1,060KB)
1:25,000活断層図 大原湖断層、小郡断層及び地福断層とその周辺 「山口」(PDF形式:1,060KB)
1:25,000活断層図 小郡断層とその周辺 「宇部東部」(PDF形式:1,060KB)
参考資料1 1:25,000活断層図の凡例(PDF形式:671KB)
参考資料2 1:25,000活断層図作成(全国活断層帯情報整備)について(PDF版形式:311KB)
参考資料3 1:25,000活断層図利活用事例(PDF版形式:457KB)

問い合わせ先

国土地理院 応用地理部
地理情報処理課  課長     小野 康
地理情報処理課  課長補佐  岡本 勝浩

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