用途特化型のAIモデル開発サービスを提供開始 ~第1弾は「画像解析AI」~

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2019-11-13 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社

富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:愛川 義政)は、具体的な用途に特化したAIモデルを開発するサービス「AIモデリングサービス」の提供を開始します。本サービスは、AIモデル開発に必要な3つの工程、「データアセスメント」、「前処理」、「モデル開発」をAIモデルの用途ごとにパッケージ化したものです。
第1弾として、「画像解析」に特化したパッケージを本日11月13日(水)から提供します。

AIの技術進歩に伴い、企業のAI活用が加速しています。当社は、AIを用いたデータ分析や数値予測といった企業ニーズの急増に応え、課題のヒアリングからデータ整形、予測モデル開発、システム実装までをワンストップで提供してきました。外食、小売り、メーカー、不動産など、さまざまな業種・業態の企業を支援する中で、「AI活用のプロセスがわかりにくく、各工程にかかる費用が明確でないために予算化しにくい」「具体的な用途がイメージできない」といった理由で着手に二の足を踏んでいる企業も少なくないことがわかりました。
そこで、AI活用の一連のプロセスからAIモデル開発に必要な工程のみを切り出して最低価格を明示し、用途ごとにパッケージ化することで着手のハードルを下げ、企業がAI活用に取り組みやすくします。特に、「データアセスメント」の結果次第ではその先のプロセスへの移行が難しいと判断されるケースもあり、AI活用の最大のリスクとも言える「不確実性」を極力減らしてAIモデル開発に取り組むことが可能です(注)。
第1弾として提供する「画像解析AI」では、当社が培ってきたディープラーニングをはじめとするAI技術を用いたモデル開発ノウハウを活かし、「画像識別・判定・分類」、「物体検出・領域抽出」、「画像生成」といった画像解析を自動化するAIモデルを開発します。

AIモデリングサービス」サービス提供範囲および提供内容
<「AIモデリングサービス」サービス提供範囲および提供内容>

今後、用途別パッケージを順次追加していきます。

サービス概要

サービス名称:
AIモデリングサービス

提供開始日:
2019年11月13日(水)

提供内容:
AIモデル開発に必要な以下3つの工程をAIモデルの用途ごとにパッケージ化して提供。
・データアセスメント(データの量・質の診断、AIモデル開発手法の検討)
・データの前処理(アセスメント結果に応じた前処理の実施)
・モデル開発(機械学習等を用いたAIモデル開発と性能評価)
※以下はオプションとして提供(別途個別見積)。
・システム実装(モデルのAPI化対応)
・モデルの運用(モデルの精度モニタリング、モデルの再学習・再構築対応)

提供パッケージ:
「画像解析AI」
・想定活用シーン
製造業における異常検知、流通業における破損検知、金融業におけるカードの不正検知、農業における品質検査、不動産業における外壁劣化診断、小売業における顔認識による属性分析、など。
※パッケージは今後順次追加予定。

提供価格:
500万円(税抜)~/一式
※開発期間は最低3ヵ月。

申込方法:
以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社 データデザイン部
datadesign@list.fjct.fujitsu.com

第1弾パッケージ「画像解析AI」について

当社は、「スマホの舌画像から口臭リスクを判定するモデルの開発」(ライオン株式会社様”RePERO”)や、「商品画像を用いた破損度判定モデル開発」(流通系企業様)など、多くのお客様の画像解析AIモデル開発を支援してきました。画像データの場合、対象物体のアングルが揃っていない、対象物体以外のものが写り込んでいるなど、撮影環境が画像の質に大きく影響するため、画像取得時の環境を考慮した前処理を検討する必要があります。また、ディープラーニングを用いたAIモデルの場合、推論速度が遅くなる傾向があり、実用方法によっては高速化が求められます。「画像解析AI」パッケージには当社のお客様支援実績に基づくノウハウが活かされており、お客様は、より効率的にAI活用の取り組みを推進することができます。

本件に関するお客様からのお問い合わせ

富士通クラウドテクノロジーズ株式会社のデータデザイン事業に関するお問い合わせ窓口

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