2019-04-16 NTTドコモ
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、「my daizTM」にも使われている対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPITM」※1(以下、本サービス)を、2019年4月18日(木曜)より法人のお客さま向けに提供開始いたします。
本サービスは、目的別にシナリオを作成することで、シナリオに沿った一問一答やユーザーとの自然な対話が可能となります。ユーザーからの問合せに対し、自動応答させるFAQチャットボット※2としてのご利用が可能で、コールセンターや社内外の問合せ応対時間短縮の効果が期待できます。
また、本サービスで作成された対話型オリジナルエージェント※3(キャラクター)は、音声認識・音声合成機能を有しており、ユーザーと音声での対話が可能となります。エージェントが発する声色は50種類以上から選ぶことが可能です。
さらに、本サービスは、Web UIや「LINE※4」、ドコモビジネスプラスで提供している「WowTalk(ワウトーク)※5」等のチャットサービスに対応しており、合わせて導入することでチャットサービスをスムーズに構築することが可能となります。また、さまざまな外部サービスと連携できる機能を活用すれば、サービス拡張も可能です。
ドコモは本サービスの提供を通じて、ドコモおよびパートナー企業、自治体の多様なサービスをより身近にし、お客さま一人一人のお得、満足、安心を提供してまいります。
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「ドコモAIエージェントAPI」は、NTTグループのAI「corevo®」の一部である対話サービスとなります。
(「corevo®」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。(https://group.ntt/jp/corevo/)
- 「チャットボット」は、「チャット」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、自動応答のサービスやプログラムのことです。
- 「エージェント」は、対話のやり取りを行えるボットの集合体です。
- 「LINE」は、LINE株式会社が提供する、コミュニケーションツールです。
- 「WowTalk」は、ワウテック株式会社が提供する、セキュアな環境下で社員同士が円滑に連絡を取り合える、ビジネスチャット・社内SNSサービスです。
- 「API」は、Application Programming Interfaceの略です。
別紙 本サービスの概要
1. サービス概要
- シナリオを作成することで、簡単な一問一答から自然な会話が実現可能な対話型AIサービス
- スマートフォン、ロボット、家電、Webブラウザなど、さまざまなUIを通した対話サービスの提供が可能
- QAリストから対話シナリオを自動生成するツールを活用し、FAQ用チャットボットとしての利用も可能
2. サービスの特長
- 音声認識・音声合成機能が内包されたサービス
- 50種類以上の音声合成モデルのラインナップ
- LINEやWowTalkといったチャットサービスにも対応
- 外部連携サービス機能の活用によるサービス拡張が可能
【サービス導入イメージ】
3. 提供条件
- アプリケーションや、Webなど、お客さまのサービスに応じて提供が可能
- スマートフォン向けアプリについてはAndroid(5.0以上)、iOS(10.0以上)の対応
- その他デバイス等へは、契約後に公開するドキュメントを参考に組み込み可能
4. 提供開始日
2019年4月18日(木曜)
5. 先行導入企業
パートナー
利用用途
株式会社あらた
社内イントラでのシステムに関する社内問合せ対応の効率化
エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社
チャットボットと組み合わせ「AI x design」のソリューションを強化
株式会社オートバックスセブン
対話内容から生活状態を判断しご家族に状況をお知らせする、高齢者向け見守りロボットサービスの提供
株式会社滋賀銀行
WowTalkでのチャットボット利用による行内業務の問合せ対応の効率化
だるまジャパン合同会社
VR空間でバーチャルキャラクターとのコミュニケーションを実現
三菱電機株式会社
社内イントラでの総務関連の社内問合せ対応の効率化
株式会社ランシステム
利用者様へ「自遊空間」店舗情報など問い合わせ対応チャットボットをmy daizで提供予定。従業員の対応稼働削減を図る。
株式会社ワーコン
看護師による24時間 遠隔みまもりサービス「おるけん」にて、在宅医療における問診対話や雑談を実現。状況に応じて、看護師と利用者をTV電話で接続。
7. 対象
法人名義
- 個人のお客さまはご契約いただけません。
8. 受付窓口
- ドコモ法人営業担当
- ドコモのホームページ 法人のお客さま(https://www.nttdocomo.co.jp/biz/contact/)