令和元年度 常磐・三陸沖カツオ主分布域の予測(9~10月)

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2019-09-06 水産庁

令和元年度の常磐・三陸沖におけるカツオの主分布域の予測(9~10月)を公表いたします。

主分布域の予測

水産研究・教育機構の海況予測システム(FRA-ROMS)による9~10月の予測水温データをもとに、カツオの主分布域を予測しました(図1)。カツオは主に暖水の張り出し及び暖水塊の北縁部西寄りに分布する傾向があります。9~10月にカツオが多く分布するのは、海面水温が19~21度の範囲であり、かつ、深度20mにおいて水温が高くなる方角が東から南向きである海域です(添付資料参照)。
令和元年度 常磐・三陸沖カツオ主分布域の予測(9~10月)
図1. 2019年9~10月のカツオ主分布域の予測

本予測について

本予測は、水産庁の「水産資源調査・評価推進委託事業」により、資源の合理的利用や操業の効率化を目的として行っているものです。国立研究開発法人水産研究・教育機構が、関係試験研究機関による資源調査結果等を踏まえて、本年6月には、主に近海カツオ一本釣り漁業やまき網漁業の対象となる夏秋季の常磐・三陸沖におけるカツオの来遊動向(6~11月の来遊量、7~8月の主分布域など)について見通しを示しました(参考資料)。
今回は、秋季(9月~10月)の主分布域について見通しを示すものです。
来遊量については、本年6月に発表したものを参照してください。
参考資料
令和元年6月28日付けプレスリリース「令和元年度常磐・三陸沖カツオ長期来遊動向予測(6月~11月)」
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/190628.html

お問合せ先

増殖推進部漁場資源課
担当者:国際資源班 森田、清水、屋敷

(具体的な内容について)
国立研究開発法人水産研究・教育機構 国際水産資源研究所
担当者:かつお・まぐろ資源部 清藤、青木、南

1401漁業及び増養殖1404水産水域環境
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