日本工業規格(JIS)を制定・改正しました(平成30年1月分)

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排ガス中のダスト濃度自動計測器などのJISを制定・改正

本件の概要

JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1度紹介しています。

1.今回のJIS規格制定・改正内容

今回は、20件の制定及び25件の改正を行いました(資料1)。中でも、以下のJISの制定は特に重要です。

排ガス中のダスト濃度自動計測器に関するJIS制定

大気環境保全対策及び監視等を目的として、自動計測による連続モニタリングで幅広く使用されているダスト濃度自動計測器について、「新市場創造型標準化制度」を活用して、JISB7996(排ガス中のダスト濃度自動計測器の性能評価方法)を制定しました。
これにより、光散乱方式、光透過方式及び摩擦静電気検出方式の3方式の自動計測器について、性能評価方法の規格を制定することによって、環境の維持・改善に対して有効な活用が期待されます(資料2)。

2.JIS(日本工業規格)とは

JIS(Japanese Industrial Standards)とは、鉱工業品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき制定される我が国の国家規格です。

JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値などを定めており、生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。

経済産業省では、技術の進歩や、安全性の向上等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

JISについて、詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。

JISは、日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)の審議を経て制定されます。このたび1月分のJISの制定・改正を行いました。

3.過去のニュースリリース(主要なJISの制定・改正の紹介)

  • 経済産業省HP「主要なJISの制定・改正の紹介」

担当

産業技術環境局基準認証広報室長斉藤
担当者:菅

公表日

平成30年1月22日(月)

関連資料

 

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