2026-10-09 国立情報学研究所
国立情報学研究所(NII)、京都大学、情報セキュリティ大学院大学、東京情報デザイン専門職大学の研究グループは、形式検証とシステムソフトウェアを融合し、ゼロトラストに基づく安全なIoTシステムの実現を目指す「CREST ZT-IoT」の研究成果をCEATEC 2026で発表する。研究では、IoT機器へのサイバー攻撃を検知・対処する協調型監視機構、ソフトウェアの安全性を確認する認証サービス、脆弱性修正を遠隔で自動配信する「ZT-OTA」、OSカーネルの改ざんを監視する技術、機器やソフトウェアの信頼性を確認するリモートアテステーションなどを開発している。また、数学的な手法でシステムの設計・実装の正しさを検証する新しいモデリング言語「Rabbit」や、稼働中のシステムを監視する技術も研究している。リモートアテステーション技術は、Arm TrustZone向けOS「OP-TEE」の最新版に標準機能として採用された。これらの成果により、IoT機器の性能負荷を抑えながら、設計段階から運用時まで安全性を継続的に確保することを目指す。

写真=CEATEC 2025での展示の様子
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