2026-06-25 地震調査研究推進本部 地震調査委員会
地震調査委員会は、2026年6月25日に岩手県沖で発生したM7.2の地震について評価を公表した。震源は深さ約45kmの太平洋プレートと陸側プレートの境界で、逆断層型のプレート間地震と推定される。青森県で最大震度6強を観測し、負傷者が発生したほか、北海道から東北地方にかけて長周期地震動階級2を観測した。GNSS観測では青森県八戸市付近で約2cmの地殻変動を確認し、余効変動や非地震性すべりも継続していると考えられる。今回の地震は、2025年11月以降に活発化している三陸沖~岩手県沖の一連の地震活動の一部であり、1994年三陸はるか沖地震の震源域西端付近、さらに1968年十勝沖地震の震源域内で発生した。長期評価で発生確率が高い「青森県東方沖及び岩手県沖北部」のM7.0~7.5級プレート間地震に該当し、過去事例から地震後1週間程度、特に2~3日は最大震度6強程度の余震への警戒が必要としている。

震央分布図 (1994年10月1日~2026年6月25日09時00分、 深さ0~100km、M≧3.5)
緑○ 1994年12月28日21時19分~1995年1月31日
赤○ 2025年11月1日~2026年4月20日16時51分
青○ 2026年4月20日16時52分~2026年6月24日
橙○ 2026年6月25日
灰○ 上記以外の期間
速報値を含む、図中の発震機構はCMT解
図内の赤点線で囲まれた領域は千島海溝・日本海溝沿いの巨大地震の想定震源域
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