GakuNin RDMとSPring-8実験データを連携 ― 全国の研究データ基盤から大型研究施設データの統合管理・活用を可能に ―

2026-06-15 国立情報学研究所

国立情報学研究所(NII)は、研究データ管理基盤「GakuNin RDM」と大型放射光施設SPring-8のデータセンターを連携させ、SPring-8で取得した実験データをGakuNin RDM上から直接閲覧・利用できる環境を構築した。SPring-8では測定装置の高度化により膨大な実験データが生成されており、今後のSPring-8-IIではさらに高精細・大容量化が進む見込みである。一方、GakuNin RDMは大学や研究機関で広く利用される研究データ管理基盤であり、研究データの共有やアクセス権管理を担っている。今回、認証やアクセス制御の課題を解決し、SPring-8データセンターのデータフローサービスと連携することで、大学等で取得した研究データと大型研究施設の実験データを同一環境で統合的に管理・活用できるようになった。これにより、多様な実験・観測データを組み合わせたデータ駆動型研究やAI活用研究が促進され、材料科学、生命科学、半導体研究など幅広い分野で研究開発の加速が期待される。今後は試験運用を通じて機能改善を進めるとともに、J-PARCやNanoTerasuなど他の大型研究施設との連携拡大を目指す。

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1603情報システム・データ工学
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