2022-04-07 アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL)
・国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、メキシコにおけるクリーンエネルギー開発の可能性に関する詳細な報告書を発表しました。
・メキシコには太陽光発電や風力発電の資源が豊富にあり、地熱や水力発電の潜在的な可能性も残されています。
NRELのメキシコ・クリーン・エネルギー・レポートは、こうした潜在力と再生可能エネルギー発電の低コストを考慮すると、メキシコはクリーン・エネルギー大国になるための理想的な態勢を整えていると結論づけています。
・同報告書によれば、再生可能エネルギーの導入が急速に進むことにより、メキシコは2024年までに35%のクリーンエネルギー発電目標を達成し、高水準の投資を生み出し、エネルギーアクセスを拡大し、消費者のコストを削減し、他の技術的手段と合わせてメキシコの電力システムの信頼性と弾力性を向上させることが可能となるとしている。
<関連情報>
- https://www.nrel.gov/news/press/2022/nrel-identifies-abundant-renewable-energy-resources-as-key-to-mexicos-clean-energy-ambitions.html
- https://www.nrel.gov/docs/fy22osti/82580.pdf
メキシコ・クリーン・エネルギー報告書-要旨
Mexico Clean Energy Report—Executive Summary
Mexico is ideally positioned to become a clean energy powerhouse given its world-class renewable energy resource potential and the low cost of renewable energy generation. Rapid growth in renewable energy deployment in Mexico could generate high levels of investment, increase energy access, reduce costs to consumers, and—together with other actions—improve the reliability and resilience of Mexico’s power system.