理化学研究所

植物の再生を司る遺伝子制御ネットワーク 1202農芸化学

植物の再生を司る遺伝子制御ネットワーク

再生に関与する因子として既に知られているESR1とPLT3が重要な位置を占めることが確認されました。また、熱や傷ストレスによって活性化されることが知られるHSFB1が、再生に関与する可能性が新たに分かりました。
物質の内部に隠れたトポロジーの直接観測に成功 1701物理及び化学

物質の内部に隠れたトポロジーの直接観測に成功

軟X線を用いることで、物質がトポロジカル電子相へ変化していくトポロジカル相転移の観測に成功しました。セリウムモノプニクタイドと呼ばれる物質群において、物質内部に隠れたトポロジーの決定に世界で初めて成功しました。
光変換を起こすナノ粒子による新しい光遺伝学法の開発 1701物理及び化学

光変換を起こすナノ粒子による新しい光遺伝学法の開発

低エネルギーの光を高エネルギーの光に変換する「アップコンバージョン-ナノ粒子(UCNP)」を用いて、マウスの脳組織に損傷を与えずに脳深部の神経細胞の活動を制御する、新しい非侵襲的「光遺伝学法」を開発しました。
ad
糖鎖構造から衝突断面積を予測 0500化学一般

糖鎖構造から衝突断面積を予測

分子動力学(MD)計算を用いて、気相でのN型糖鎖の立体構造アンサンブルから衝突断面積を予測し、糖鎖折り畳み構造と衝突断面積との関係性を明らかにしました。
軽量化を可能にする鋼材開発に向けた新たな分析手法の確立 0703金属材料

軽量化を可能にする鋼材開発に向けた新たな分析手法の確立

理研小型加速器中性子源システムRANS(ランズ)を用いて、鉄鋼材料軽量化の鍵となるオーステナイト相分率の測定に成功しました。
磁気構造のトポロジーを用いた熱から電気への高効率変換技術 1701物理及び化学

磁気構造のトポロジーを用いた熱から電気への高効率変換技術

伝導電子に磁気モノポールとして作用するトポロジカル磁気構造体のゆらぎが大きな熱電効果をもたらすことを発見した。
磁気光学効果の新たな起源を解明 0703金属材料

磁気光学効果の新たな起源を解明

室温において自発的に磁気光学カー効果を示す反強磁性金属の開発に世界で初めて成功しました。
深層学習を用いた重要代謝物探索法 1401漁業及び増養殖

深層学習を用いた重要代謝物探索法

深層学習に着目してメタボロミクス研究に最適化した「DLアルゴリズム」を開発しました。実際に、魚類の核磁気共鳴データを解析し高精度な産地判別が可能なことを示し、この判別に寄与する重要代謝物探索法も確立しました。
天然ゴムノキの研究基盤データベースを構築 1301林業

天然ゴムノキの研究基盤データベースを構築

新しいバイオ素材合成などの応用研究の加速に向けて 2018年1月22日 理化学研究所 要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの蒔田由布子研究員、松井南グループディレクターらの国際共同研究チーム※は、パラ...
新しい二重スリット実験~「波動/粒子の二重性」の不可思議を解明するために~ 1701物理及び化学

新しい二重スリット実験~「波動/粒子の二重性」の不可思議を解明するために~

非対称な形状の二重スリットを通過した電子線の干渉縞の強度分布を、検出器に到着する個々の電子の個数分布として検出しました。強度分布を、左側と右側のスリット、両方のスリットを同時に通過して干渉縞を形成した電子の三つに分類し描画できました。
10分ごとに更新する気象予測「京」とひまわり8号による天気予報の革新 0303宇宙環境利用

10分ごとに更新する気象予測「京」とひまわり8号による天気予報の革新

ひまわり8号の10分ごとの赤外放射輝度データを、雲域も含めた全天候で数値天気予報に直接利用することに成功。
鉛吸着材に使えるコケの新たな生物機能を発見 0700金属一般

鉛吸着材に使えるコケの新たな生物機能を発見

ヒョウタンゴケの原糸体(吸着材)は、PbやAuおよび白金族(Ru、Rh、Pd、Ir、Pt)の金属類を主に、よく吸着する性質(酸性から塩基性の幅広いpHにおいて回収率が高い)があることが分かった
ad
タイトルとURLをコピーしました