東京工業大学

0109ロボット

人間と機械の協調的な運動の設計に有用な手がかりを発見

機械の適切な支援のタイミングの同定と人間の知覚の順応現象の応用可能性 2020-08-13 東京大学,理化学研究所,東京工業大学,科学技術振興機構 ポイント 人間の行動に合わせてその動きを支援するシステムの設計において十分に検討されていない...
1600情報工学一般

マヨラナ粒子が媒介するスピン輸送現象の発見 ~物質内部で磁化変動を伴わない奇妙なスピン励起の伝達~

2020-07-28 東京工業大学,横浜国立大学,科学技術振興機構 ポイント 量子スピン液体に対する実時間数値シミュレーションにより、局所磁化の変化を伴わないスピン輸送現象を発見。 このスピン輸送がマヨラナ粒子によって媒介されることを解明。...
1701物理及び化学

中性子で迫る宇宙創成の謎 〜大強度偏極熱外中性子で、原子核内での対称性の破れの増幅現象に迫る〜

2020-07-15 原子力研究開発機構J-PARCセンター,東海国立大学機構 名古屋大学,東京工業大学,九州大学,大阪大学 【発表のポイント】 原子核が中性子を吸収する反応では粒子と反粒子の対称性の破れが非常に大きく増幅されることがこれま...
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0501セラミックス及び無機化学製品

発電所・工場からの熱水排熱を蓄える長期蓄熱セラミックスの開発に成功

熱水からの熱エネルギーを吸収し、圧力を加えて放出 2020-07-02 東京大学 大越 慎一(化学専攻 教授) 中村 嘉孝(パナソニック株式会社 インダストリアルソリューションズ社) 東 正樹(東京工業大学フロンティア材料研究所 教授) 酒...
1701物理及び化学

コンパクトな新奇中性子対の新たな証拠を発見~不安定核ビームを用いた実験と少数系理論により実現~

2020-06-22 京都大学 萩野浩一 理学研究科教授、Kaitlin Cook 東京工業大学・日本学術振興会特別研究員(現・ミシガン州立大学アシスタント・プロフェッサー)、中村隆司 東京工業大学教授、近藤洋介 同助教、 大津秀暁 理化学...
1701物理及び化学

原子核の秩序「魔法数」の消失をフッ素同位体で発見~中性子数が過剰な極限原子核に現れる魔法数異常~

2020-06-03 東京工業大学,理化学研究所 要点 中性子数が陽子数の2倍を超えるフッ素同位体:フッ素28(28F)の準位構造を初めて明らかに フッ素同位体28Fで魔法数20が消えている証拠を得た 魔法数の消失したフッ素同位体は、中性子...
0501セラミックス及び無機化学製品

凝集誘起発光の本質を解明~理論化学で発光現象を映画のように視覚的に再現~

2020-05-22 京都大学 鈴木聡 福井謙一記念研究センター特定研究員、小西玄一 東京工業大学准教授、佐々木俊輔 ナント大学博士研究員、唐本忠 香港科学技術大学教授らの研究グループは、現象論的に定義されてきた凝集誘起発光(AIE)につい...
0502有機化学製品

理論計算による新設計法で凝集誘起発光色素の開発に成功

化学反応の経路を予測する理論計算の方法を用いて、凝集誘起発光色素を設計・合成することで、溶液中では消光し、固体状態で100%に近い発光量子収率を示す色素の開発に成功した。
1701物理及び化学

天王星の衛星形成を再現する理論モデルを構築~大蒸発の果てに小さな衛星群が残る~

天王星への巨大衝突で大蒸発がおこって水蒸気円盤が形成され、衛星の材料になる氷が再凝縮するまで冷却される過程を精密に調べ、天王星の衛星が再現される理論モデルを構築した。
0403電子応用

コバルト酸鉛のスピン状態転移、電荷移動転移を発見~負熱膨張材料などへの応用に期待~

「Pb2+0.25Pb4+0.75Co2+0.5Co3+0.5O3」という他に例のない電荷分布を持つペロブスカイト型酸化物コバルト酸鉛(PbCoO3)に圧力を印加すると、スピン状態転移と電荷移動転移を生じることを発見した。
1700応用理学一般

キラル結晶の右手系・左手系で反転する放射状スピン構造を発見

キラルな結晶構造に由来して発現する固体内スピンの特性を、テルル単体を用いた実験から明らかにした。鏡映しの関係にある右手系・左手系結晶では、放射状構造を持つスピンの向きが逆転することを見いだした。
0403電子応用

シリコン内電子スピンの量子非破壊測定に成功

シリコン中の単一電子スピンの「量子非破壊測定」に成功した。シリコン量子コンピュータの実現に不可欠な「量子誤り訂正」の実現が大きく近づくと期待。
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