東京工業大学

1700応用理学一般

ヒドリド超イオン導電体の発見~H–超イオン導電性を示す固体電解質材料を初めて創出~

電荷担体となるH–と酸化物イオン(O2–)が共存する酸水素化物を対象にした物質探索をおこない、新規H–イオン導電体BLHOを開発することに成功しました。酸水素化物の合成に、常圧下での一般的な固相反応で酸水素化物を合成したことで、多量の空孔を含む常圧安定組成の存在を見いだせたことがH–超イオン導電相の発見の鍵となりました。
0501セラミックス及び無機化学製品

全固体電池の性能を加熱処理で大幅に向上~電気自動車用電池への応用に期待~

全固体電池の固体電解質と電極が形成する界面の抵抗(界面抵抗)が、大気中の水蒸気によって大きく増加し、電池性能を低下させることを発見した。さらに、増大した界面抵抗は加熱処理を行うことによって1/10以下に低減し、大気や水蒸気に全く曝露せずに作製した電池と同等の抵抗に改善できることを実証した。つまり、全固体電池の低下した性能を、加熱処理だけで大幅に向上させる技術を開発した。
1700応用理学一般

巨大な磁場応答を示す三角格子磁性半導体~三拍子揃った稀有な磁性材料の発見~

磁性を担う元素が三角格子をなす新しい磁性半導体を開発し、磁気秩序温度よりもはるかに高温から巨大な異常ホール効果を発現させることに成功した。
0110情報・精密機器

マーカー不要で高度な運動物体への投影が可能な プロジェクションマッピング用高速プロジェクターを開発

目に見えるカラー画像と、人間の目には見えない赤外線を用いた画像を、個別かつ同時に制御しながら超高速で投影できる、プロジェクションマッピング用の高速プロジェクターを開発した。約1,000fpsの高速で、可視の24bitカラー(RGB)画像と不可視の8bit赤外(IR)画像を個別に制御しながら、同時に投影可能。独自開発の光学系によりRGB画像とIR画像の正確な同軸位置合わせを達成。
1700応用理学一般

冷却原子の量子状態を制御し新たな「流れ」を実現~「原子回路」で電子の流れをシミュレーションする~

近年のレーザー技術の発展により実現可能となった、数十ナノケルビンまで冷却された原子集団は、量子状態を高精度に制御できる系として注目されています。この冷却原子を用いて、量子輸送を研究する可能性が近年大変注目され、アトム(原子)とエレクトロニクス(電子工学)を合わせてアトムトロニクスと呼ばれ、盛んに研究されています。研究グループは、冷却原子を用いた新奇な量子輸送系を確立しました。
1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場の火山活動について(11月11日観測)

福徳岡ノ場の11月1日の観測結果と比較し新島の台地はやや縮小しているものの、島の大きさに大きな変化は認められなかった。新島の北端から立ち上がる白色噴気を確認した。新島北側の海面で、円形の白い泡状の小規模な湧出を認めた。直径約3㎞の範囲に濃い黄緑色の変色水を認めた。南東約20㎞付近に直径約2㎞の黄緑色の変色水及び軽石と思われる浮遊物を認めた。福徳岡ノ場における海底火山活動は沈静化したとは言えず、熱活動も未だに活発な状態である。
0403電子応用

トポロジカル絶縁体と磁気トンネル接合を集積した 次世代不揮発性メモリー SOT-MRAMの実証に成功

トポロジカル絶縁体と磁気トンネル接合(MTJ)を集積したスピン軌道トルク磁気抵抗メモリー(SOT-MRAM)素子の作製と、比較的高いトンネル磁気抵抗効果による読み出しおよびトポロジカル絶縁体による低電流密度の書き込みの実証に成功した。
0505化学装置及び設備

プラスチックを肥料に変換するリサイクルシステムを開発

植物を原料としたプラスチックをアンモニア水で分解し、肥料となる尿素に変換するリサイクルシステムを開発。リサイクルシステムで生成した尿素が植物の成長促進につながることを実証。
1701物理及び化学

スペクトルから思いもかけない物性をAIが予測

人工知能技術を利用することで1つのスペクトルから多数の物性情報を得ることに成功しました。「内殻電子励起スペクトル」の解析に人工知能技術を利用したところ、このスペクトルと無関係と考えられてきた物性を含む11種類の物性情報を取得することに成功した。
1700応用理学一般

巨大負熱膨張のメカニズムを解明~さらなる新材料の設計に道を拓く~

Ca2RuO4の結晶構造変化を、電子線解析や放射光X線解析、第一原理計算などの方法で調べ、昇温に伴う結晶構造の歪みの解消や、結晶粒間の空隙の減少が巨大な負熱膨張につながっていることが明らかになった。
ad
タイトルとURLをコピーしました