東京大学

0403電子応用

スピントランジスタの実現に向けて酸化物素子で巨大磁気抵抗と電流変調の実現に成功~ナノスケール相転移技術の応用に向けた新たな可能性~

2023-05-31 東京大学 発表のポイント ◆スピントランジスタの基本となる強磁性体/半導体/強磁性体構造からなる横型2端子素子を単結晶酸化物を用いて作製することにより、従来の10倍以上の大きな磁気抵抗比を得ることに成功しました。ゲート...
1701物理及び化学

火星大気の一酸化炭素は炭素13に乏しいことが明らかに

2023-05-31 東京大学 東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻の青木翔平講師を中心とする研究チームは、欧州火星探査機ExoMars Trace Gas Orbiterの観測データを用いて、火星大気に存在する一酸化炭素が炭素...
1700応用理学一般

ウラン化合物におけるカイラリティを持つ超伝導状態を解明

2023-06-01 東京大学,東北大学,日本原子力研究開発機構 発表のポイント ◆ウラン化合物UTe2の超伝導状態において、電子対が「右回り」または「左回り」といったカイラリティを有することを見出しました。 ◆超伝導状態でのカイラリティの...
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1700応用理学一般

量子制御に新手法 ~”ねじれ”で量子トンネル確率を自在に制御~

2023-05-27 東京大学 小林 研介(知の物理学研究センター 教授) 佐々木 健人(物理学専攻 助教) 中村 祐貴(物理学専攻 博士課程) 岡 隆史(物性研究所 教授) 発表のポイント 量子力学の黎明期から研究されているランダウ・ツェ...
0502有機化学製品

複数のねじれを持つ芳香族ベルト分子の合成に成功~メビウス型や巨大なアーチ型の3次元分子構造の解明~

2023-05-25 東京工業大学 要点 最大540度のねじれを持つベルト型芳香族分子の触媒的不斉合成に成功。 不斉ロジウム触媒によって、直線形と馬蹄形の2種類の芳香環パーツを組み立て、「分子ひずみを抑え」ながら「分子のベルトをねじる」合成...
1700応用理学一般

コロイドゲルはどのようにして固まるのか?

2023-05-23 東京大学 ○発表のポイント: ◆コロイドのゲル状態とガラス状態は、ともに乱れた粒子構造を持ちながらほとんど固体のように振る舞うという共通点を持ち、ゲルの固体化はガラス化によりもたらされると考えられてきた。 ◆ゲルの固体...
0505化学装置及び設備

電気を用いて金属廃棄物を大幅に削減した連続フロー反応を実現

2023-05-23 東京大学 小林 修(化学専攻 教授) 山下 恭弘(化学専攻 准教授) 安川 知宏(研究当時:GSC社会連携講座 特任助教、現:パリ市立工業物理化学学校 博士研究員) 発表のポイント 電気化学を用いる連続フロー反応を開発...
1702地球物理及び地球化学

南極で海氷大流出の観測に成功~昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾定着氷の崩壊機構解明にむけて~

2023-05-23 東京大学,国立極地研究所,北見工業大学 発表のポイント ◆第64次南極地域観測隊にて、2022年12月、昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾の定着氷上に波浪センサーを15基設置し、2023年3月から5月にかけ、徐々に定着氷...
1700応用理学一般

たった一部の情報から、すべての電子構造を決定~原子一つ一つの全電子構造を計測する新手法の開発に、大きな前進~

2023-05-19 東京大学生産技術研究所 ○発表のポイント: ◆エネルギーの高い「励起状態」にある電子についての限られた測定データ(スペクトル)さえあれば、その原子の全電子構造を決定できる手法を開発しました。 ◆スペクトルと全電子構造を...
1700応用理学一般

第4の超伝導状態「フェルミ面を持つ超伝導」の発見

2023-05-18 東京大学 発表のポイント ◆鉄系超伝導体FeSe1-xSxの一部において、今まで知られていた超伝導では説明できない、超伝導電子の数が金属状態の電子数を大幅に下回る性質を持つことを発見しました。 ◆金属の特徴は「フェルミ...
1701物理及び化学

火山活動の可能性がある地球サイズの惑星を発見 ~潮汐力により加熱された系外惑星LP 791-18d~

2023-05-18 東京大学,自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター,科学技術振興機構 発表のポイント 宇宙望遠鏡と地上望遠鏡による世界的な連携観測によって、新たな太陽系外惑星(系外惑星)LP 791-18dが発見された。 LP 7...
1702地球物理及び地球化学

天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動

2023-05-15 東京大学,海洋研究開発機構,国立天文台,国立極地研究所 発表のポイント ♦約160-120万年前の氷期・間氷期サイクルは4万年周期であり、現在の10万年周期と大きく異なっていた。その様子が数値的な気候モデルを使ったシミ...
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