国立天文台

1701物理及び化学

リチウムの極端な増加を示す赤色巨星の進化段階を解明

2020-10-05 国立天文台 太陽のような比較的軽い星が進化した段階である赤色巨星のなかに、リチウムを異常に多く含む星が見つかっており、大きな謎のひとつとなっています。国立天文台、中国国家天文台などの研究チームが行った星の表面組成と内部...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、最期を迎える星が噴き出すガスを克明にとらえる

2020-10-01 国立天文台 アルマ望遠鏡による観測で、年老いた星から噴き出すガス「恒星風」がこれまでになく鮮明に撮影されました。多様で魅力的な姿を見せる惑星状星雲は、こうして噴き出すガスによって作られます。今回の観測で、星から噴き出し...
1701物理及び化学

長周期彗星が作るもう一つの黄道面

20209-09-29 国立天文台 黄道面(黄色)と空黄道面(青色)を示した概念図。 オールトの雲からやって来る長周期彗星の軌道の向きは、黄道面、空黄道面の二つの面に集中していることを示しています。また、二つの面は天の川銀河の円盤の面に対し...
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1701物理及び化学

宇宙最盛期を支える銀河の原材料~約100億年前の銀河たちが持つ分子ガス

2020-09-25 国立天文台 広島大学の稲見華恵助教らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いてかつてない規模の深宇宙探査を行い、約100億年前の銀河で星の原材料となる分子ガスと塵(ちり)を持つ銀河を特定しました。この研究では、ハッブル宇...
1701物理及び化学

火星最接近2020~2020年秋は、赤く輝く火星に注目!~

2020-09-25 国立天文台 画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480) 夜空で赤く輝く火星は、地球の一つ外側を公転している惑星です。火星は直径が地球の半分ほどしかなく、地球から遠い位置にあるとき...
1701物理及び化学

塩と熱い水蒸気に包まれる巨大赤ちゃん星のペア

2020-09-25 国立天文台 アルマ望遠鏡が撮影した原始星のペア「IRAS 16547-4247」の周囲の構造。 塵が放つ電波を黄色、シアン化メチル(CH3CN)が放つ電波を赤色、塩化ナトリウム(NaCl)が放つ電波を緑色、水蒸気(H2...
1701物理及び化学

揺れ動くM87巨大ブラックホールのシャドウ

2020-09-24 国立天文台 2009年から2017年にわたるイベント・ホライズン・テレスコープの観測により、M87の巨大ブラックホールシャドウの揺れ動く姿が明らかになりました。 イベント・ホライズン・テレスコープ・コラボレーションによ...
1701物理及び化学

太陽活動第25周期の開始を告げる極小は2019年12月

2020-09-15 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト  太陽黒点の数が2019年12月に極小になり、この時を境に太陽活動の第24周期が終わり第25周期が始まりました。2020年8月までに三鷹で得られた太陽黒点の観測データでは、黒点数の...
1700応用理学一般

赤外線観測が明らかにした、終末期の重い連星系から流れ出る塵の雲

2020-09-16 国立天文台 2001年から2019年にかけて捉えられた連星系「WR 112」の中間赤外線画像。 Gemini-North、Gemini-South、Keck、VLT、そしてすばる望遠鏡といった数々の大望遠鏡を使って撮影...
0300航空・宇宙一般

金星にリン化水素分子を検出―生命の指標となる分子の研究に新たな一歩

2020-09-15 国立天文台 金星の想像図と、金星の中に見つかったリン化水素のイラスト。 (クレジット:ESO/M. Kornmesser/L. Calçada & NASA/JPL/Caltech) オリジナルサイズ(626KB) 英...
1701物理及び化学

6mミリ波電波望遠鏡が日本天文遺産に認定

2020-09-08 国立天文台 国立天文台三鷹キャンパスで保存・公開されている6mミリ波電波望遠鏡(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ 日本の宇宙電波天文学の礎となった「6mミリ波電波望遠鏡」が、第2回(2019年度)日本天文遺産...
1702地球物理及び地球化学

若い惑星の公転面は傾いていない?:惑星系の進化に新知見

2020-09-03 国立天文台 東京工業大学、自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター (ABC)、ハワイ大学の研究者らは、最近発見された二つの若い惑星系に対して、すばる望遠鏡の新赤外線分光器 IRD (アイ・アール・ディー) を用い...
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