国立天文台

1701物理及び化学

宇宙空間でイオンが電子より高温になる理由を解明~プラズマ中の”音波”がイオンを選択的に加熱~

2020-12-15 国立天文台 本研究の概念図。太陽風やブラックホール周辺の降着円盤の中で、プラズマを構成しているイオンと電子が乱流になって加熱される。(クレジット:川面洋平) オリジナルサイズ(660KB) 宇宙のさまざまな天体に存在し...
1701物理及び化学

すばる望遠鏡の新しい系外惑星撮像装置による初の発見的成果

2020-12-11 国立天文台 すばる望遠鏡の新しい系外惑星撮像装置と系外惑星を直接に探査するための新しいアイデアを組み合わせることにより、これまでより効率的に恒星を周回する新天体を発見することが可能になりました。そして、この手法による最...
0300航空・宇宙一般

黒い塗装で人工衛星の反射光が軽減されることを実証

2020-12-08 国立天文台 2020年4月10日にむりかぶし望遠鏡で撮影したスターリンク衛星の飛跡(右上から左下に伸びる直線)。スターリンクは米国のスペースX社による衛星コンステレーション計画の一つ。(クレジット:国立天文台) 石垣島...
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0110情報・精密機器

太陽偏光観測のためのHAWAII-2RG 赤外線カメラ

2020-12-03 国立天文台 太陽の偏光観測は、太陽大気の諸現象を支配する磁場を測定するために不可欠なものです。その中でも太陽表面のフィラメントの磁場測定は、時にフィラメントがコロナ質量放出の一部として惑星間空間へ噴出して磁気嵐の原因と...
0300航空・宇宙一般

すばる望遠鏡、一足先に「はやぶさ2」を出迎える

2020-11-26 国立天文台 すばる望遠鏡に搭載した超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で捉えた「はやぶさ2」。画面中央付近を移動する光点がはやぶさ2。2020年11月20日午前0時12分から0時29分頃(ハワイ現地時)...
1701物理及び化学

多波長観測が描き出した、銀河団の衝突による超高温ガス

2020-11-12  (ハワイ現地時間) 国立天文台 最終更新日:2020年11月12日 銀河団の大衝突によって、周囲のガスが4億度もの超高温に加熱されている様子が、可視光、X線、電波を用いた多波長観測で明らかにされました。宇宙の構造形成...
1701物理及び化学

生まれたばかりの宇宙で成熟した銀河が急速に出現していた

アルマ望遠鏡による初期宇宙にある銀河の最大規模の探索 2020-10-28 国立天文台 研究グループが、アルマ望遠鏡を用い電波で観測した初期宇宙の銀河のうちの2つ。銀河は大量の塵(黄色部分)を含んでおり、原始的な状態ではなく比較的成長してい...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、イオの火山による大気への影響を明らかに

2020-10-22 国立天文台 木星の衛星イオをアルマ望遠鏡が観測し、イオの火山活動がイオの薄い大気に与える影響を直接調べることに初めて成功しました。 アルマ望遠鏡が電波で観測した、イオの二酸化硫黄の広がり(黄色)。 イオの表面画像は、ボ...
1701物理及び化学

重力レンズクエーサーの中心部から吹き出すジェットを検出!

2020-10-12 国立天文台 国立天文台水沢VLBI観測所の秦和弘助教を中心とする国際研究チームは、日韓合同VLBI観測網KaVA(KVN and VERA Array)を用いて、地球から77億光年彼方にある重力レンズを受けたクエーサー...
1701物理及び化学

遠くの恒星のように太陽を研究

2020-10-09 国立天文台 さまざまな波長帯における太陽の明るさ等の変化。「活動領域 12699」という符号が付けられた黒点が太陽表面を通過した際の、波長帯ごとの明るさ等の変化を実線で示しています。背景は、黒点が太陽表面の中心付近に到...
1700応用理学一般

惑星状星雲の観測が描き出した楕円銀河形成過程の痕跡

2020-10-07 国立天文台 すばる望遠鏡を用いた研究チームが、楕円銀河 M105 を取り囲むように散らばっている惑星状星雲の分布を測定することにより、低金属量の古い星々が銀河の周りに広く存在していることを明らかにしました。銀河の重力か...
1701物理及び化学

2020年ノーベル物理学賞をブラックホール研究の3氏が受賞

2020-10-07 国立天文台 Credit: EHT Collaboration 2020年ノーベル物理学賞の受賞者が、ブラックホール研究の進展に貢献した欧米の研究者3氏に決定しました。 ブラックホールの理論研究に貢献した英国・オックス...
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