国立天文台

1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡で調べる星の「種」

2021-02-24 国立天文台 星々の間にただよう低温のガスや塵は、星の材料です。この材料が集まっている場所を、「分子雲」と呼びます。分子雲の中でも特にガスや塵が濃く集まっているところは「分子雲コア」と呼ばれます。アルマ望遠鏡を使った研究...
1701物理及び化学

太陽表面からコロナ直下に迫る~太陽観測ロケット実験CLASP2が測定した太陽大気の磁場~

2021-02-20 国立天文台 太陽の表面から彩層上部にわたる磁場の変化の模式図。磁力線(緑色)が、表面ですぼまり彩層で広がっている様子を表している。(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(4.5MB) 太陽の温度は、表面が6000...
1701物理及び化学

原始惑星系円盤がひっくり返った証拠を発見

2021-02-16 国立天文台 図1:K2-290 系の模式図。K2-290 の二つの惑星は、その公転の方向が中心星の自転方向と逆行しています。また、二つの惑星の公転面はそろっていますが、中心星の赤道面からは、ずれています。内側の惑星 (...
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1701物理及び化学

スーパーコンピュータで時間を戻して探る宇宙の始まり

2021-02-16 国立天文台 宇宙の大規模構造と再構築法のイメージ。再構築法は、右手前から左奥へと移り変わるように、宇宙の大規模構造の進化の時間を戻し、初期の密度ゆらぎの分布に近づける作用を持つ手法。(クレジット:統計数理研究所) オリ...
1701物理及び化学

すばる望遠鏡により太陽系の最も遠くで発見された天体の記録が更新

2021-02-10 国立天文台 図1:すばる望遠鏡が2018年1月15日と1月16日に観測した、ファーファーアウト (2018 AG37) の発見画像。時間をあけて撮影された画像から、新天体の動きが見て取れます。(クレジット:Scott ...
1701物理及び化学

赤ちゃん星が成長する仕組み: ガス円盤から回転の勢いを抜き取るガス流

2021-02-09 国立天文台 台湾中央研究院天文及天文物理研究所のチンフェイ・リー氏らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って赤ちゃん星(原始星)HH 212を高解像度で観測し、原始星周辺から噴き出すガスの広がりを詳しく描き出すことに成...
1701物理及び化学

冬眠するブラックホール~銀河衝突がもたらす大質量ブラックホールのエネルギー源の流失~

2021-01-26 国立天文台 銀河衝突がブラックホール周辺のガスを取り払う様子(想像図)。(Credit: Miki et al)オリジナルサイズ(1.9MB) ほとんどの銀河の中心には、太陽の質量の10万倍を超える大質量のブラックホー...
1604情報ネットワーク

手話通訳士さんと協力した「ふれあい天文学」

2021-01-22 国立天文台 TMTプロジェクト 国立天文台は「ふれあい天文学」と題して、小・中学校への出前授業を行っています。2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大で、例年のように学校を訪問して授業をすることが難しいケースも多...
1701物理及び化学

観測史上最遠のクエーサーを131億光年彼方に発見

2021-01-15 国立天文台 アリゾナ大学のフェイジ・ワン氏らの国際研究チームは、観測史上最も遠くに位置するクエーサーを発見しました。このクエーサーは地球からおよそ131億光年の距離にあり、その中心にある太陽の16億倍の質量を持つブラッ...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、衝突によって星形成能力を失う銀河を発見

2021-01-12 国立天文台 イギリス・ダーラム大学/フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)のアナガラジア・プグリシ(Annagrazia Puglisi)氏らの研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、93億年前の宇宙で大量のガスを噴き...
1701物理及び化学

すばる望遠鏡、「はやぶさ2」拡張ミッションの目標天体の撮影に成功

2020-12-18 国立天文台 すばる望遠鏡に搭載した超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で捉えた小惑星「1998 KY26」。画像中央付近で右方向に動く点光源(2本の線が交わる位置)が小惑星。2020年12月10日午前2...
1701物理及び化学

134 億光年先の最も遠い銀河を同定~ 最遠方銀河から酸素と炭素を検出~

2020-12-14 国立天文台 東京大学の柏川伸成教授らの研究グループは、銀河 GN-z11 から3本の紫外線輝線を検出し、この銀河が 134 億年かなたにある銀河であることを確定しました。この銀河は、これまでハッブル宇宙望遠鏡の観測によ...
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