国立天文台

1701物理及び化学

M87とおとめ座銀河団

地球からM87中心ブラックホールへのズームイン映像
1701物理及び化学

すばる望遠鏡からの星空ライブカメラで、3年ぶりの皆既月食を世界中に配信

国立天文台ハワイ観測所と朝日新聞の協力によってすばる望遠鏡に設置された高感度のカメラで、24 時間のライブ配信を行い、皆既月食のあった 5月25日には、月食の変化を捉えるのに適した方向にカメラの向きを変えて配信を行った。
1701物理及び化学

国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食

次に日本で見られる皆既月食は、来年2022年の11月8日。全国で皆既月食を見ることができる。この皆既月食の詳細は、2021年1月以降に「ほしぞら情報」で紹介する予定。国立天文台のウェブサイトでは、2030年までの月食の一覧を掲載。
ad
1701物理及び化学

観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見

アルマ望遠鏡の観測データを用いた研究から、124億年前の宇宙に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河が発見された。
1701物理及び化学

東方最大離角を迎えた水星

2021年5月17日に水星は東方最大離角を迎え、この日前後は日の入り直後の西の低空で見つけやすくなる。東京では5日から26日の比較的長期間、日の入り30分後の水星の高度が10度を超え、特に17日の東方最大離角前後には、日の入り30分後の水星の高度が15度近くに達する。
0403電子応用

FPGAだけを用いた完全デジタル電波分光計の天文観測実証に成功!

完全デジタル電波分光計(All-Digital Radio Spectrometer; ADRS)を新たに開発した。FPGAと呼ばれるデジタル処理チップの中にアナログ-デジタル変換器を実装する技術に着目し、 世界で初めてとなる完全デジタル電波分光計の開発に成功した。
1701物理及び化学

カシオペヤ座の新星、肉眼等級にまで増光中

三重県亀山市の中村祐二さんが、3月18日夜に、カシオペヤ座の方向に発見した新星に、後に「カシオペヤ座 V1405」という変光星名が付けられている。この新星が現在、暗い夜空の下であれば肉眼でも確認可能なくらいの、5等級台の明るさにまで増光している。
1701物理及び化学

超新星で探る宇宙膨張の歴史

Ia型超新星の観測データをまとめたカタログを活用し、1000個以上の超新星の観測結果から宇宙膨張の歴史を描き出した。距離をいくつかの範囲に区分し、それぞれの区分に含まれる超新星を使ってハッブル定数を算出したところ、宇宙の誕生から経過した時間に応じて、変化している可能性が明らかになった。
1701物理及び化学

直角に折れ曲がるジェットが描き出す銀河団の磁場構造

銀河の中心から噴き出すジェットが銀河団の中で折れ曲がるようすが、電波干渉計による観測で詳細に捉えられた。観測結果をシミュレーションと比較することで、銀河団の中に広がる磁場の構造が克明に描き出された。
1701物理及び化学

太陽にもっとも近い恒星の巨大フレアを多波長で初観測

アルマ望遠鏡等を使った観測で、太陽にもっとも近い星であるプロキシマ・ケンタウリの表面で起きる大爆発(フレア)が観測された。このフレアは、太陽で見られる同様のフレアよりも100倍も強力であり、プロキシマ・ケンタウリでこれまでに観測されたフレアの中では最大規模です。
1701物理及び化学

すばる望遠鏡、最遠方のガンマ線放出銀河を観測

すばる望遠鏡の赤外線観測装置 MOIRCS などを使った観測により、これまでで最も遠方にある、ガンマ線を放出する大変活動的な銀河を発見した。発見された銀河は約 90 億光年 (赤方偏移で 1.344) の距離 にあり、赤方偏移が1を超えるのは今回が初めて。
1700応用理学一般

超広視野多天体分光器 PFS の光ファイバーと分光器で夜空の観測に成功

すばる望遠鏡に搭載される超広視野多天体分光器 PFS (Prime Focus Spectrograph) の一部であるファイバーケーブルユニットと分光器を用いた試験観測が 2021年2月に実施され、夜空のスペクトルを取得することに成功した
ad
タイトルとURLをコピーしました