1701物理及び化学

1701物理及び化学

光による”ひずみ波”の伝搬で固体相転移が進行することを発見

Swiss-FEL初の時間分解X線粉末回折測定のパイロット実験で明らかに 2021-02-23 東京大学 大越 慎一(化学専攻 教授) 所 裕子(筑波大学数理物質系 教授) 発表のポイント ピコ秒(ps)スケールのひずみ波の伝搬が、固体中の...
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大質量星に照らされた天空のカーボン・チェーン工場 〜高温領域で形成される「炭素鎖分子」の発見〜

2021-02-24 国立天文台 概要 宇宙空間には水やアンモニアなどの分子が存在し、現在までに200種類以上が発見されています。その中には、地球上で天然には存在しないものもあります。 このような宇宙特有の分子の中に、複数の炭素原子が直線状...
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太陽表面からコロナ直下に迫る~太陽観測ロケット実験CLASP2が測定した太陽大気の磁場~

2021-02-20 国立天文台 太陽の表面から彩層上部にわたる磁場の変化の模式図。磁力線(緑色)が、表面ですぼまり彩層で広がっている様子を表している。(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(4.5MB) 太陽の温度は、表面が6000...
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原始惑星系円盤がひっくり返った証拠を発見

2021-02-16 国立天文台 図1:K2-290 系の模式図。K2-290 の二つの惑星は、その公転の方向が中心星の自転方向と逆行しています。また、二つの惑星の公転面はそろっていますが、中心星の赤道面からは、ずれています。内側の惑星 (...
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スーパーコンピュータで時間を戻して探る宇宙の始まり

2021-02-16 国立天文台 宇宙の大規模構造と再構築法のイメージ。再構築法は、右手前から左奥へと移り変わるように、宇宙の大規模構造の進化の時間を戻し、初期の密度ゆらぎの分布に近づける作用を持つ手法。(クレジット:統計数理研究所) オリ...
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すばる望遠鏡により太陽系の最も遠くで発見された天体の記録が更新

2021-02-10 国立天文台 図1:すばる望遠鏡が2018年1月15日と1月16日に観測した、ファーファーアウト (2018 AG37) の発見画像。時間をあけて撮影された画像から、新天体の動きが見て取れます。(クレジット:Scott ...
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従来の量子力学概念を越えた先に見えた特異な現象「フェルミアーク」

強く影響しあう多数の電子が重元素化合物内で奏でる特異なハーモニー 2021-02-08 日本原子力研究開発機構 【発表のポイント】 物質の主な性質は物質を構成する電子の振舞いにより決まります。電子の振舞いを理解するには量子力学が必要ですが、...
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赤ちゃん星が成長する仕組み: ガス円盤から回転の勢いを抜き取るガス流

2021-02-09 国立天文台 台湾中央研究院天文及天文物理研究所のチンフェイ・リー氏らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って赤ちゃん星(原始星)HH 212を高解像度で観測し、原始星周辺から噴き出すガスの広がりを詳しく描き出すことに成...
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物質中における極のないナノ電磁石の発見~原子間ループ電流が引き起こす新しい電子状態を観測~

2021-02-04 東京大学 発表概要 京都大学大学院理学研究科の村山陽奈子 博士課程学生、栗原遼 同修士課程学生(2020年3月卒業)、笠原成 同特定准教授、柳瀬陽一 同教授、松田祐司 同教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科の石田浩...
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冬眠するブラックホール~銀河衝突がもたらす大質量ブラックホールのエネルギー源の流失~

2021-01-26 国立天文台 銀河衝突がブラックホール周辺のガスを取り払う様子(想像図)。(Credit: Miki et al)オリジナルサイズ(1.9MB) ほとんどの銀河の中心には、太陽の質量の10万倍を超える大質量のブラックホー...
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宇宙から飛来した隕石から新鉱物ポワリエライトを発見

小天体の衝突過程、地球内部の変化等を探る重要な鍵に 2021-01-25 海洋研究開発機構,京都大学,広島大学,理化学研究所,株式会社マリン・ワーク・ジャパン 1. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永是、以下「JAMSTE...
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スズ原子核の表面でアルファ粒子を発見~中性子星の構造とアルファ崩壊の謎に迫る~

2021-01-21 理化学研究所,ダルムシュタット工科大学,大阪大学,京都大学,宮崎大学,東北大学,大阪市立大学,日本原子力研究開発機構 概要 理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センタースピン・アイソスピン研究室のザイホン・ヤン基礎科...
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