0501セラミックス及び無機化学製品

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超伝導体への期待が高まる(Things are heating up for superconductors)

2022-03-22 スウェーデン・リンショーピング大学 ・LiUの研究者たちは、二ホウ化マグネシウムを引き伸ばすと高温で超伝導になることを、多くの理論計算によって明らかにしました。この発見は、実環境に役立つ超伝導材料の発見に向けて大きな一...
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セラミックス焼結のメカニズムを原子レベルで解明 ~粒界構造制御による新しい材料設計指針へ~

2022-03-18 東京大学 1.発表者 幾原 雄一(東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構 教授) 柴田 直哉(東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構 教授) 栃木 栄太(東京大学 生産技術研究所 准教授) 馮   斌(...
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オーダーメイドのカーボンナノ材料と高エネルギー材料のより正確なモデリングに道を拓く(Paving the way to tailor-made carbon nanomaterials and more accurate energetic materials modeling)

2022-03-17 ローレンスリバモア国立研究所 ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の科学者たちは、カーボンナノ材料のテーラーメイド化とその形成が爆轟などの衝撃現象に与える影響について理解を深めるため、機械学習による原子シミュレー...
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遷移金属触媒反応開発の新戦略’バーチャル配位子’を開発 ~遷移金属触媒反応開発コストの大幅削減へ~

2022-03-14 北海道大学,科学技術振興機構 ポイント 配位子をモデル化したバーチャル配位子を考案し、有用性を実証。 世界で初めてバーチャル配位子を用いた有機リン配位子の高速スクリーニングを実現。 コンピューター主導の新たな反応開発プ...
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スマートテレビ技術による量子力学の未来地図(Mapping the quantum future with smart TV technology)

科学者たちは、有機LEDにおけるオーバーハウザー場の2次元マップを世界で初めて作成し、正確な量子ベース技術を設計する上で直面する問題に光を当てました。 Scientists have created the first ever 2D ma...
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液体金属、表面模様、三国志のロマン(LIQUID METALS, SURFACE PATTERNS, AND THE ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS)

2022-02-03 オーストラリア連邦研究会議(ARC),Researchers Dr Jianbo Tang and Prof Kourosh Kalantar-zadeh at UNSW 優れた哲学や定理は、一般的な意味合いを持ちます...
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少ないレアアース量でネオジムボンド磁石と同等磁力を持つ サマリウム鉄系等方性ボンド磁石を開発

車載用等の小型モーター向けに、性能は現在と同等で、より継続的に生産を続けられ、さらに安価に生産できる可能性のある新しい等方性ボンド磁石を開発しました。
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元素間の混ざり方の違いを利用して新しい結晶構造の安定化に成功~未踏の高機能材料開発への貢献に期待~

元素間に固有の相溶性(固体状態での混ざり方)を駆動力として前例のないZ3型構造の安定化に成功しました。熱力学的にL12相のみ形成可能なFePd3合金に対して、Feとは固溶できないがPdとは固溶可能なInを微量導入することで、Z3型Fe(Pd,In)3構造が安定に形成することを発見しました。
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無機物のみで形成された液晶デバイスの開発~ボロフェン類似物質からなる高温駆動が可能な液晶を発見~

ボロフェンに類似した、ホウ素の単原子層からなる新物質(ボロフェン類似物質)が液晶材料となることを発見し、高温で駆動できる光学デバイスになることを実証した。有機液晶にはない高い熱安定性を実現。 フレキシブルな無機物を用いた熱耐性光学デバイスを実証。
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耐酸化性を向上した銅・ニッケル系コアシェル型インクを開発

大気下で安定な、有機アミンが金属イオンに結合した錯体を使ったインクに着目し、異なる金属の錯体を混合することで、インクの組成や条件により多層コアシェル構造から合金までを印刷可能であることを発見しました。この原理を用いて、銅およびニッケル錯体を混合したインクを印刷することで、自己組織化的に銅・ニッケルコアシェル構造を形成しました。酸化に強いニッケルが銅表面を覆うことによって、耐酸化性を従来の銅インクより大幅に改善し、なおかつ安価なインクを開発しました。銅・ニッケル印刷配線の抵抗率は、最高で19 μΩcmという、従来の金属インクとそん色ない値を示しました。
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貴金属8元素合金の合成に成功~多元素の混合で新しい原子が生まれる~

貴金属と呼ばれる全ての元素(金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os))を原子レベルで均一に混ぜ合わせたナノメートルサイズの合金(ナノ合金)の開発に世界で初めて成功しました。
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酸性環境で駆動する非貴金属水電解触媒~固体高分子型(PEM)水電解を用いた水素製造へ~

水の電気分解の効率化に向け、酸性環境で駆動する非貴金属材料としては世界最高の活性と安定性を兼ね備えた触媒「Co2MnO4」の開発に成功しました。水の電気分解による水素製造の脱貴金属化を促進し、環境親和性のさらなる向上につながると期待できます。コバルトとマンガンの2種類の元素を組み合わせることで、活性と安定性を兼ね備えた触媒開発に成功しました。開発したCo2MnO4触媒は、強酸性環境においても200mA/cm2の電流密度で1,000時間以上機能します。また、既存の非貴金属触媒と比較し、おおよそ100倍程度の量の水を電気分解できます。
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