1702地球物理及び地球化学

1700応用理学一般

ミュオグラフィの陸から海への展開

世界初となる海底ミュオグラフィセンサーアレイの一部を東京湾アクアライン海底トンネル内部の100 mにわたって設置し、東京湾における天文潮位のリアルタイム測定に成功した。
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惑星系の化学組成は誕生前から多様? ~アルマ望遠鏡で多くの原始星を化学調査~

アルマ望遠鏡を用いて約50個の原始星の周りに存在するガスの化学組成を調べた結果、有機分子の存在量が天体によって大きく異なることを発見した。これほど多くの、それも同じ領域にある原始星で、周囲を取り巻くガスの化学組成が調査されたのは初めて。原始太陽系の環境の化学的起源の理解に貢献すると期待。
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「平成 23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」以降の地震活動の評価

東北地方太平洋沖地震発生から現在までの地震活動及び地殻変動の推移、他の巨大地震における事例も踏まえると、余震域内では現状程度の地震活動が当分の間続くと考えられる。一方、「日本海溝沿いの地震活動の長期評価(平成 31 年2月 26 日公表)」(以下、長期評価)では、青森県東方沖から房総沖までの太平洋沿岸を含む日本海溝沿いの領域は、国内の他の海溝沿いの領域に比べて定常的に地震活動が活発で、規模の大きな地震が高い確率で発生すると評価した。
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タスマン海の水温上昇が南極半島の異常高温を引き起こす

タスマン海の水温が高くなると、南極大陸周辺の上空に存在する強風域が通常の年より南極側にずれます。本来ニュージーランドの東側を通過していた低気圧は、タスマン海の水温が高い年に南極周辺に到達しやすくなり、南極半島に高温をもたらす大気場が形成されやすくなることがわかった。
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令和3年2月の地殻変動

2021年1月中旬から2021年2月中旬までの1か月間の地殻変動。東日本の広い範囲で、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。また、2月13日に発生した福島県沖の地震に伴う地殻変動が見られます。火山周辺では、硫黄島において地殻変動が見られます。
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変形しながら落下する雨粒の数値シミュレーションが可能に

2021-03-02 東京大学 王 家瑞(地球惑星科学専攻 特任研究員) 三浦 裕亮(地球惑星科学専攻 准教授) 小池 真(地球惑星科学専攻 准教授) 発表のポイント 埋め込み境界法(注1) における気液境界面(注2) の表現を工夫し、落下...
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アルマ望遠鏡で調べる星の「種」

2021-02-24 国立天文台 星々の間にただよう低温のガスや塵は、星の材料です。この材料が集まっている場所を、「分子雲」と呼びます。分子雲の中でも特にガスや塵が濃く集まっているところは「分子雲コア」と呼ばれます。アルマ望遠鏡を使った研究...
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2021年2月13日福島県沖の地震の震源分布

2021-02-16 防災科学技術研究所 2月13日23時07分に福島県沖でM7.3(気象庁暫定値)の地震が発生し、宮城県及び福島県で最大震度6強を観測した。この地震は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、沈み込む太平洋プレート内部の...
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令和3年2月13日23時07分の福島県沖の地震に伴う地殻変動

2021/02/14 国土地理院 概要  2月13日23時7分に福島県沖で発生した地震(暫定値M7.3、深さ55km、最大震度6強)に伴う地殻変動が観測されました。(2月14日) 令和3年(2021年)2月13日23時7分、福島県沖で発生し...
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北極海は棚氷に覆われ、淡水で満たされていた。

アルフレッドウェゲナー研究所:「北極海の役割を新たに見直す必要がある。」 2021-02-03 アルフレッドウェゲナー研究所(AWI),ブレーメン大学海洋科学センター(MARUM) 北極海は最大900mの厚さの棚氷で覆われ、過去15万年間に...
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なぜ浜松で41.1℃?~猛暑や電力需要の予測を目指した要因解明~

2021-02-03 産業技術総合研究所 ポイント 2020年8月17日に浜松市で観測された日最高気温国内歴代最高タイ記録41.1℃の要因を解明 フェーン現象で昇温した風が都市からの熱供給でさらに高温となり浜松に進入し、高温化 今後ますます...
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北極海の結氷予測は「雲」がカギ

「みらい」北極海航海データを利用した、数値予報モデルの検証プロジェクトから 2021-01-27 情報・システム研究機構 国立極地研究所 雲は放射過程を通じて、地球が太陽から受けるエネルギーの収支(熱収支)に大きな影響を与えます。その影響は...
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