1703地質

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気候変動予測に貢献、「千葉セクション」の有孔虫化石~約80万年前の海洋環境の変遷が明らかに~

千葉複合セクションの周辺海域では、数万年の時間スケールで繰り返す氷期—間氷期サイクルに相当する変化に加えて、数千年の時間スケールで繰り返される極端な水温の変化があったことが明らかになった。
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西之島のSAR干渉解析結果~だいち2号干渉SARによる変動について~

2019-12-06 国土地理院 火砕丘の東側に火山噴出物の影響とみられる非干渉領域が見られます。 また、北東側および南東側で収縮とみられる衛星から遠ざかる変動が見られます。 2019年11月22日~2019年12月6日の解析結果 このwe...
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地球温暖化でシベリア永久凍土が大規模に融解した証拠を発見

シベリア永久凍土連続地帯に位置するモンゴル北西部の湖沼堆積物の研究を行い、約13,700年前と約11,000年前の二つの時期にシベリア永久凍土が大規模融解したことを世界で初めて明らかにした。
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超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する~京田遺跡の出土品から赤色顔料を精密分析~

独自に開発した試料採取法と高感度な硫黄同位体比分析法を組み合わせ、島根県出雲市の京田遺跡(約3,500年前の縄文時代後期中葉に営まれた大規模な集落跡)から出土した超微量の赤色顔料(朱:組成は硫化水銀)の産地同定に成功した。
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ジャコビニ・ツィナー彗星から複雑な有機物由来の赤外線輝線バンドを検出

2019-11-19   国立天文台 原始太陽系で作られた彗星の有機物が地球にもたらされる様子の模式図。彗星は原始太陽系円盤の中で形成された微惑星の生き残りと考えられています。そのほとんどが氷とダストでできていますが、有機分子にも富むことが...
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7世紀末と9世紀末の東海地震の痕跡を発見

静岡県西部の低地から7世紀末と9世紀末の東海地震による津波堆積物を発見。歴史記録との照合により、887年に東海地震と南海地震が同時発生したことを解明。
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マグマ由来の流体による微小な割れ目網が地下水の流路に

1000m級大深度ボーリング調査岩石試料を電子顕微鏡観察と鉱物分析を行い、白亜紀の花崗岩に超臨界流体の痕跡を世界で初めて発見した。痕跡周りの花崗岩盤中に顕微鏡スケールの微小な割れ目ネットワークが発達し流路になっていることを明らかにした。
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飛騨帯神岡地域におけるSHRIMP(シュリンプ)ジルコノロジー ~日本列島形成史の解明に貢献~

神岡地域の花崗岩質マイロナイトは、約2億4300万年前に花崗岩として形成され、その後、約1億9900万年前までにせん断による変形作用を受けマイロナイト化したことが明らかとなった。日本列島の形成を考察する上で貴重な情報である。
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陸化した深海底堆積物の詳細な分布を示した地質図が完成~房総半島東部5万分の1地質図幅[上総大原]

2019-09-24 産業技術総合研究所 ポイント 上総大原(かずさおおはら)地域の大部分を占める深海底堆積物の詳細な分布や地質構造を解明 災害をもたらす大規模な海底地すべりなど、深海底での現象の痕跡を陸上で直接観察可能な地域 南関東ガス田...
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九州・パラオ海嶺に過去2000万年間の連続的な堆積物があることを発見

九州付近から沖ノ鳥島を経てミクロネシアのパラオ付近に至る南北3000 kmに渡る海底山脈である九州・パラオ海嶺で1973年に採取されたSite 296海洋コアを再解析した。適切な保管・管理のおかげで全く問題なく解析ができた。
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能登半島北部周辺に刻まれた日本海発達の歴史~20万分の1地質図幅「輪島」(第2版)を刊行~

20万分の1地質図幅「輪島」を全面改訂し、57年ぶりに第2版として刊行した。
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十和田湖の成り立ちを示す高精細地質図を刊行~青森・秋田県境の5万分の1地質図幅「十和田湖」~

2019-08-20 産業技術総合研究所 ポイント 気象庁の常時観測火山である十和田火山を含む「十和田湖」地域の地質図を完成 地質調査と年代測定により本地域の1700万年前以降の火山活動の歴史を解明 火山防災、観光業、地学教育の基礎資料とし...
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