IOWN APNを用いたストレージ間の超高速大容量データ転送の実証実験を実施 〜800Gbpsの回線帯域に対し、二つの実用アプリケーションで750 Gbps超の転送を実現〜

2026-10-30 国立情報学研究所

国立情報学研究所(NII)、理化学研究所、東京大学、NTT東日本・西日本は、次世代光通信基盤「IOWN」のAll-Photonics Network(APN)を利用し、遠隔地のストレージ間で超高速データ転送を実証した。理研の計算科学研究センター(神戸)と東京大学柏キャンパスを800Gbpsの光回線で接続し、HPCI共用ストレージとNII開発のファイル転送ツールMMCFTPを同時に稼働させた結果、最大約775Gbps、回線帯域の約97%に相当する転送速度を達成。750Gbps超の速度を数分間維持できることも確認した。また、APNは既存の学術情報ネットワークSINETと比較して、通信遅延を約20%低減した。大規模な研究データを遠隔拠点間で高速・安定的に共有できることを示す成果であり、スーパーコンピュータやAI for Scienceなどの研究基盤の高度化、研究データの同期・分散管理への貢献が期待される。

IOWN APNを用いたストレージ間の超高速大容量データ転送の実証実験を実施 〜800Gbpsの回線帯域に対し、二つの実用アプリケーションで750 Gbps超の転送を実現〜
図1 実験環境の構成

<関連情報>

1603情報システム・データ工学
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