NASAの新しい宇宙望遠鏡を支えた研究 (How Berkeley Shaped NASA’s Newest Space Telescope)

2026-10-15 カリフォルニア大学バークレー校(UCB)

米国NASAのナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡は、カリフォルニア大学バークレー校とローレンス・バークレー国立研究所の研究者らが1999年に提案した、暗黒エネルギーの謎に迫る宇宙望遠鏡構想を起源の一つとしている。口径2.4 mの主鏡と広視野近赤外線カメラを備え、1日当たり約1.4 TBの観測データを生み出す計画である。銀河の大規模分布や遠方の超新星を観測して宇宙膨張の歴史を調べるほか、重力マイクロレンズ現象を利用し、自由浮遊惑星やブラックホールなど、光では直接見えにくい天体の探索を目指す。バークレー校の天文学者ジェシカ・ルーらは、約900人の研究者が参加する共同研究体制を整え、大量の観測データを迅速に解析して科学的発見につなげる準備を進めている。観測では数千個の系外惑星や数百個の暗黒ブラックホールが見つかる可能性がある。さらに、時間とともに暗黒エネルギーの性質が変化するかどうかを検証し、宇宙の加速膨張を引き起こす物理機構の解明を目指す。

NASAの新しい宇宙望遠鏡を支えた研究 (How Berkeley Shaped NASA’s Newest Space Telescope)
The Nancy Grace Roman Space Telescope will explore the infrared universe to resolve unanswered questions about dark energy, dark matter, exoplanets, galaxies and more. NASA

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0303宇宙環境利用
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