2025-03-06 東京科学大学
図1. ソーラーセイルによる軌道変更のイメージ
東京科学大学、JAXA、民間企業の研究チームは、超小型ソーラーセイル「PIERIS」の姿勢・軌道統合制御技術の実証に向けた衛星開発を開始した。本ミッションは、JAXAの「JAXA-SMASH」公募で選定され、推進剤を使わない完全フリー推進技術の確立を目指す。PIERISは、太陽輻射圧を活用し、ジンバル機構を用いた新しい姿勢制御方式を採用。まずは地球周回軌道で技術を検証し、将来的な深宇宙探査への応用を目指す。研究成果は国内外のシンポジウムで発表予定。
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