崇城大学セスナ式172S,熊本県防災消防航空隊エアバス・ヘリコプターズAS365N3の重大インシデント[使用中滑走路への着陸](熊本空港令和3年8月26日)

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2023-03-30 運輸安全委員会

概要

報告書番号:AI2023-3-1
発生年月日:2021年08月26日
発生場所:熊本空港
事故等種別の分類:(Occurrence Category)
飛行の段階:(Phase of Flight)
航空機区分:小型機 回転翼航空機
型式:セスナ式172S型、エアバス・ヘリコプターズ式AS365N3型(回転翼航空機)
登録記号:JA31UK_JA90MT
運航者:学校法人君が淵学園(崇城大学)、熊本県防災消防航空隊
事故等種類:他の航空機が使用中の滑走路への着陸
概要:
令和3年8月26日(木)、熊本空港において、学校法人君が淵学園(崇城大学)所属セスナ式172S型JA31UKは、着陸許可(タッチアンドゴーの許可)を受けて滑走路25へ最終進入中、出発機の熊本県防災消防航空隊所属エアバス・ヘリコプターズ式AS365N3型JA90MTが離陸を中止したため、航空管制官から復行を指示されたが、JA90MTが使用中の滑走路でタッチアンドゴーを行った。
原因:
本重大インシデントは、先行出発機であるB機が離陸を中止したことを視認したタワーCが、後続到着機であるA機に対して発出した復行指示をA機が聞き取れず、タッチアンドゴーを実施したことにより発生したものと推定される。
A機が復行指示を聞き取れなかったことについては、機長Aが訓練生Aへの指導に傾注していたことによるものと考えられる。
死傷者数:なし
公表年月日:2023年03月30日
報告書(PDF):公表

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