2021-09

電気抵抗のない高温超電導接合で 2年間の永久電流運転に世界で初めて成功 0405電気設備

電気抵抗のない高温超電導接合で 2年間の永久電流運転に世界で初めて成功

共同研究グループは、2018年に高温超電導接合を実装したNMR装置の開発に世界で初めて成功しており、400メガヘルツ(MHz)の磁場で約2年間絶え間なく永久電流運転し、磁場の精密測定を続け、高温超電導接合が長期間にわたって安定的な永久電流を維持できることを初めて実証した。
観測史上最古の「隠れ銀河」を131億年前の宇宙で発見 1701物理及び化学

観測史上最古の「隠れ銀河」を131億年前の宇宙で発見

アルマ望遠鏡を用いた大規模探査の観測データの中から、約130億年前の宇宙で塵(ちり)に深く埋もれた銀河が複数発見された。そのうちの一つは、塵に埋もれた銀河として発見された中で、最も古いものであることが分かった。
5G 通信を活用し 4K 映像伝送システム「LiveU」から胎児心臓エコー映像をリアルタイム伝送する実証実験を実施 1604情報ネットワーク

5G 通信を活用し 4K 映像伝送システム「LiveU」から胎児心臓エコー映像をリアルタイム伝送する実証実験を実施

5G を活用した遠隔医療支援を目的とし、胎児心臓エコー映像を 4K 映像伝送システム「LiveU(ライヴユー)」を用いてリアルタイム伝送する実証実験を実施する。
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消費エネルギーを1/4に削減し、常温常圧で濃縮率を2.4倍向上できる濃縮技術を開発 1102水質管理

消費エネルギーを1/4に削減し、常温常圧で濃縮率を2.4倍向上できる濃縮技術を開発

水溶液に含まれる成分や物質(有価物)を抽出する濃縮技術において、従来の濃縮方法に対して1/4の消費エネルギーと、2.4倍の高濃縮率を両立する正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功した。濃縮対象の水溶液から浸透圧の原理を用いて水を自発的に取り除くことで、省エネルギーを実現。
富士五湖の水はどこからきているか? 1702地球物理及び地球化学

富士五湖の水はどこからきているか?

富士五湖で各々の湖水の炭素14(14C)濃度測定を毎月1年間、世界最高頻度で実施し、広域的な地下水の値と比較して、湖沼水のトレーサーとしての可能性を検討した。河口湖の14C濃度は他の湖に比べ極端に低く、河口湖の湖水は御坂山地の地下水による影響が大きいことが初めて定量的に示された。
中性子で人工ガラス膜境界面の意外な機能「高い接合性」に迫る 0501セラミックス及び無機化学製品

中性子で人工ガラス膜境界面の意外な機能「高い接合性」に迫る

大強度陽子加速器施設(J-PARC) 物質・生命科学実験施設(MLF)に設置された偏極中性子反射率計を用いて、樹脂(ポリプロピレン)試料内部に埋め込まれたPHPS由来シリカガラス膜(PDS膜)の精密構造解析に成功した。PDS膜は約10 nmの厚みの高密度シリカガラス層に加え、4 nm程度のシリカガラス/ポリプロピレンの‘混合層’も形成していることが明らかになった。
AIにより生成されたフェイク顔映像を自動判定するプログラム SYNTHETIQ: Synthetic video detectorを開発 1602ソフトウェア工学

AIにより生成されたフェイク顔映像を自動判定するプログラム SYNTHETIQ: Synthetic video detectorを開発

Deepfakeディープフェイクに代表されるAIにより生成されたフェイク顔映像を自動判定するプログラム「SYNTHETIQ: Synthetic video detector」を開発した。
光を使って回路を操る ~フレキシブル有機電子回路の電気特性制御を実現~ 0403電子応用

光を使って回路を操る ~フレキシブル有機電子回路の電気特性制御を実現~

光による分子構造変化を利用した有機電子回路の電気特性制御に成功した。有機電子回路の電気特性制御には複雑な構造・材料選択が必要でしたが、同一の構造・材料に対して部分的に光照射を行うだけで電気特性制御を可能にした。
モデルベース開発向けに車載半導体の動作検証時間を約10分の1に短縮できるシミュレーション技術を開発 1600情報工学一般

モデルベース開発向けに車載半導体の動作検証時間を約10分の1に短縮できるシミュレーション技術を開発

モデルベース開発(MBD)向けに車載半導体の動作検証時間を従来に比べて約10分の1に短縮できるシミュレーション技術を開発した。
温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~ 1202農芸化学

温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~

温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」を育成した。子実中の青臭みの原因となる酵素であるリポキシゲナーゼおよびえぐ味の原因とされるグループAアセチルサポニンを欠失しており、本品種を原料とした豆乳は青臭みやえぐ味が少なく、すっきりした味わい。成熟期、草姿、収量および品質等の特性は豆腐用の主力品種である「フクユタカ」に類似。
シリコン基板を用いた窒化物超伝導量子ビットの開発に成功 0403電子応用

シリコン基板を用いた窒化物超伝導量子ビットの開発に成功

超伝導材料にアルミニウムを使用しない超伝導量子ビットとして、シリコン基板上のエピタキシャル成長を用いた窒化物超伝導量子ビットの開発に成功した。
ロータス金属による沸騰促進を利用した沸騰冷却技術を開発 0405電気設備

ロータス金属による沸騰促進を利用した沸騰冷却技術を開発

パワー半導体チップの冷却用に、ロータス金属を沸騰型の冷却器に用いることで、効率良く熱を除去する冷却技術を開発した。
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