2021-09

1603情報システム・データ工学

日立と東大生研が、超省エネルギー型ビッグデータ基盤の実現に向けた主要技術を研究開発

超省エネルギー型のビッグデータ基盤の実現に向けた主要技術を共同で研究開発。ビッグデータ基盤のデータベースエンジンにおける処理方式を、エネルギー効率最適化の視点で抜本的に変更することで、同一消費電力で従来比200倍超のデータ分析処理を実現した。
1701物理及び化学

ナノスケールで整列する電子を可視化~物性理論の常識を覆す電子のうねりの発見~

世界最高の空間分解能を有するレーザー光電子顕微鏡を用いて、鉄系超伝導体における電子の空間分布をナノメートルの精度で可視化。液晶状態にある電子が、結晶格子と全く独立に存在するうねりを示すことを発見。
0505化学装置及び設備

新型コロナウイルス抗体を「その場」で測定~ワクチンの効果を30分で自動評価する高感度・定量技術~

ヒトの血液中にある新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗体の量(抗体価)を、迅速に高感度で測定できる「ウイルス・マイクロアレイ検出システム」を開発した。
1702地球物理及び地球化学

千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見

千葉県九十九里浜沿岸において歴史上知られていない津波の痕跡を発見し、それが房総半島沖で発生した巨大地震によるものであるとの結論を得た。
1600情報工学一般

量子化学計算のための汎用量子アルゴリズム

量子コンピューターを用いて原子、分子の任意のエネルギー差を直接計算できる量子アルゴリズムを開発した。
1503ロジスティクス

「デジタルアニーラ」で自動車専用船の積み付け計画作成業務を効率化

自動車の積載台数や車種、寄港数などにより膨大な積み付けパターンが存在する自動車専用船の積み付け計画作成業務の一部を自動化するため、膨大な組合せの中から高速に最適なものを導き出す富士通株式会社の量子インスパイアード技術「デジタルアニーラ」を導入し、実業務でのトライアル運用を開始した。
1602ソフトウェア工学

説明可能なディープラーニング技術「Deep Tensor」を活用し、化学構造式のみで化合物の特性を予測する「SCIQUICK-DT」を提供開始

グラフ構造データを学習する独自の説明可能なディープラーニング技術「Deep Tensor(ディープ テンソル)」を活用し、化学構造式のみで化合物の特性を予測するほか、標準の学習モデルに加え、製薬会社が希望する化合物データを学習したモデルを構築するサービス「FUJITSU Digital Laboratory Platform SCIQUICK-DT(サイクイックディーティー)」を提供開始する。
1200農業一般

遺伝子組換え作物の混入率をより正確に評価する 検査法が国際標準化

国際規格ISO 22753:2021には、遺伝子組換え(Genetically Modified; GM)作物が含まれているかどうかの定性検査の結果から、その混入率を統計的に評価する手法について、用語の定義や検査に求められる技術的な要件などが記載されています。その付属文書に、農研機構が開発し、わが国の公定検査法として定められている"グループ検査法"が具体的な事例として収載された。
0703金属材料

希土類元素(Eu)の添加によるマグネタイト(Fe3O4)の巨大飽和磁化創成と電気的手法によるスピン制御法のデザイン

マグネタイト(Fe3O4)に希土類元素(Eu)を添加し、巨大飽和磁化を発現する新奇酸化物磁性体の創製法をデザインし、多様な新奇磁性体を発見するための汎用的デザイン則を得ることができた。
1702地球物理及び地球化学

「トリプロン」がスピン流を伝搬することを実証~極小スピン回路などでの活用に期待~

トリプロンと呼ばれる準粒子がスピン流を伝搬することを実証した。スピンが二個ずつ強く結合した状態(ダイマー状態)における相互作用によってスピン流が伝搬されることがわかった。
1701物理及び化学

新しいメカニズムによる動的量子相転移を発見~反ユニタリー対称性の自発的破れ~

周期的に駆動された量子多体系において、「隠れた反ユニタリー対称性の自発的破れ」に起因した新しいメカニズムによる動的な相転移現象を発見した。
1701物理及び化学

超重元素の初めての精密質量測定に成功 〜新元素の新しい原子番号決定法の証明〜

重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の気体充填型反跳核分離器(GARIS-II)と多重反射型飛行時間測定式質量分光器(MRTOF) を用いて、原子番号105番の超重元素ドブニウム同位体257Dbの質量を精密に測定することに成功した。
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