トイレ清掃の一部を担う「清掃ロボット」を導入します

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2021年7月9日からE1A 新東名 浜松SA(下り)で運用開始

2021-06-030 中日本高速道路株式会社

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT(アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、企業・団体との共同研究による技術開発やグループ会社と連携した技術検討などにより、最先端の技術を導入した革新的な道路マネジメントに取り組んでいます。
このたび、グループ会社である中日本ハイウェイ・メンテナンス東名株式会社は、E1A新東名高速道路(新東名)の浜松サービスエリア(SA、下り)のトイレを清掃するエリアキャストがおこなう作業の一部を担う「清掃ロボット」を7月9日(金)より導入しますので、お知らせいたします。
この取組みは、当社が推進する「i-MOVEMENT」の一環で、その戦術の1つである「維持作業(清掃および植栽作業)の機械化による省力化」につながる技術です。

清掃ロボットの概要・特徴
  • 寸法:幅700mm×奥行994mm×高さ1,094mm
  • 重量:約220kg
  • 清掃の範囲:ロビーや通路の床(個室ブース除く)
  • 連続稼働時間(バッテリー1個当たり):約3時間(清掃面積約4,800m2
  • 清掃方法:あらかじめ清掃ルート上を手動で移動しルートを記憶させた後は自動設定に切り替え清掃を開始
  • 安全機能:超音波センサなどにより段差落下防止や障害物との衝突防止機能を装備


写真1 清掃ロボット:CLINABO
※日本信号株式会社製

清掃ロボット導入により期待される効果
  • トイレ清掃の省力化
    現在:ロビー、男女トイレ内の洗面エリア、通路、小便器、個室トイレを順番に清掃
    導入後:床の清掃ロボットを導入することにより全体の清掃時間を約1割短縮
  • 清掃頻度向上による清掃レベル向上・快適性向上
    現在:床の清掃は1日1回清掃後、定期的な見回りで汚れている場合に清掃を実施
    導入後:清掃頻度を高めた作業状況などを検証


図1 トイレの清掃ロボットの導入(開発中を含む)

今後の展開

今回、浜松SA(下り)に導入する清掃ロボットの作業状況の検証などを踏まえ、2022年度以降に当社管内のSA・PAに床の清掃を専門とするロボットの導入を予定しています。
また、汚れが見えにくい小便器の下や裏側など、手鏡を照らしながら窮屈な体制でエリアキャストが清掃をおこなっている現状を踏まえ、さらなる省力化を目的として小便器、個室トイレ、多機能トイレの「清掃ロボット」の開発を進めています。

お問い合わせ先
NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)

 

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