統計数理研究所がデータサイエンス高度人材育成プログラム 「リーディングDAT (Leading Data Analytics Talents)」を開始
ISM2017-05
2017年12月 情報・システム研究機構 統計数理研究所
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(所在地:東京都立川市、所長:樋口 知之)は統計数理の知識とスキルを持ったデータサイエンティスト(Leading Data Analytics Talents)の育成を目的に新しいプログラム「リーディングDAT(リーディング・ダット) (*1)」を開始します。
このプログラムは「リーディングDAT講座」と「リーディングDAT養成コース」から構成されます(図)。
「リーディングDAT講座」は、「棟梁レベル(*2)」をめざすデータサイエンティストに必須の統計数理の知識を効率的に習得させることを目的として、新たに編成する講座です。本年度は「実践ベイズモデリング」(L-B1)と「機械学習とデータサイエンスの現代的手法」(L-B2)の2講座を行います。
「リーディングDAT養成コース」は少人数のハイポテンシャルな人材を対象として、リーディングDAT講座に加えて実践的な問題の演習や特別講演などを含めた集中的なトレーニングを行います。リーディングDAT養成コースを完了した方には修了認定証を交付します。
統計数理研究所は、公開講座をはじめとする統計思考力育成事業の実施を通じて、分野を俯瞰し戦略の立案・実行ができる棟梁レベルのデータサイエンティスト育成に取組んできました。それらの経験と実績を踏まえ、情報・システム研究機構「データサイエンス高度人材育成プログラム」の一環としてリーディングDATを実施します。
参照
(*1) http://www.ism.ac.jp/shikoin/training/leadingdat/
(*2) http://www.rois.ac.jp/open/pdf/bd_houkokusho.pdf
統計数理研究所について
統計数理研究所は昭和19年に文部省直轄の研究所として設置され、統計数理研究の中心的な研究機関として、その発展のための先駆的役割を果たしてきました。平成16年からは大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の一員となり、共同利用を推進する立場として、研究所内外の研究者の交流の場を提供しながら、統計科学の理論と応用における多面的な発展に寄与しています。また総合研究大学院大学の基盤機関として、若手研究者の育成に取り組みながら、一般社会人等を対象とする統計科学の知識・技術の普及活動や国際的な研究協力・交流促進の機能を果たすよう積極的に努力しています。(http://www.ism.ac.jp )
<本件に関するお問い合わせ先>
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
統計思考院
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