2026-10-05 ロードアイランド大学(URI)
米ロードアイランド大学(URI)の研究チームは、海中を沈降する「マリンスノー(海洋雪)」を撮影した画像から、AIを用いて粒子の化学組成を推定する技術の開発に取り組む。マリンスノーは、植物プランクトンの死骸や生物の排出物などから形成され、炭素や栄養塩を深海へ運ぶ重要な媒体である。水中カメラは粒子の大きさ・形状・透明度などを大量に記録できる一方、画像だけでは成分を判別しにくく、従来の分類作業には多大な労力を要していた。研究では、画像と実際の試料の地球化学的性質、マイクロプラスチック量、採取地点を対応させたデータベースを構築し、AIモデルに学習させる。これにより、画像から炭素・栄養塩・プラスチックなどの組成を推定し、海洋における物質循環や汚染物質の深海への移動をより効率的に把握することを目指す。

Marine snow particles detected by a flux camera on a MINION float during summer 2026. (Photo courtesy Melissa Omand)
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