2026-0-10-01 運輸安全委員会
2025年10月9日、福井空港で個人所有のセスナ172Mが着陸した際、最初の接地でバウンドした後にポーポイズ(機体が上下に跳ね返るような状態)が発生した。バウンドを繰り返す過程で前脚に過大な荷重が加わり、防火壁やプロペラ・ブレードなどが損傷した。搭乗していた操縦練習生1名に負傷はなく、火災も発生しなかった。事故原因については、最終進入速度が大きめで、接地時にスロットルをアイドルにしていなかったため対気速度が十分に減速せず、適切な接地姿勢に移行しないまま接地したことが、最初のバウンドとポーポイズにつながったと推定されている。
 個人セスナ172Mラムの事故[着陸時の機体損傷](福井県坂井市 福井空港、令和7年10月9日発生)](https://tiisys.com/wp-content/uploads/2026/10/スクリーンショット-2026-10-01-160947-500x311.png)
<関連情報>
- https://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=2432
- https://jtsb.mlit.go.jp/aircraft/rep-acci/AA2026-7-1-JA3748.pdf
概要
同機は、令和7年10月9日(木)、同空港に着陸した際、ポーポイズが発生し、前輪から強く接地して防火壁等が損傷した。
同機には、機長である操縦練習生1名が搭乗していたが、負傷はなく、防火壁等及びプロペラ・ブレードを損傷したものの火災は発生しなかった。
原因
本事故は、同機が着陸した際、最初の接地でバウンドした後ポーポイズが発生したため、バウンドを繰り返す中で、前脚の脚柱取付部に過大な荷重が加わったことにより、機体が損傷したものと認められる。
同機が最初の接地でバウンドした後ポーポイズが発生したことについては、最終進入速度が大きめであったこと及び接地に際しスロットルをアイドルとしていなかったことにより、対気速度が減速せず、適切な接地姿勢に移行しないまま接地したことによるものと推定される。


